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カテゴリ:愛読書
アイスクリン強し 96.アイスクリン強し ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテト。南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わり、新たな品々が数多登場。そんなスイーツ文明開化の東京で、孤児として生まれ育った真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。そこには今日もまた、甘い菓子目当てに若い元幕臣の警官達がやってくる。菓子作りの修業に精を出したい真次郎に、厄介事が次々と…。著者の魅力全開!明治の築地居留地で、西洋菓子屋の若主人と元幕臣の警官達「若様組」が繰り広げる「スイーツ文明開化」騒動記。 装丁がとても可愛らしくこのスイーツ達の呼び名が何とも言えず 心くすぐられますね~、とっても美味しそう(。-_-。)ポッ ただ先日明治初期の結構生々しい小説を読んでしまったので それから比べるとスイーツも甘いけど物語も甘いなって。 それが畠中さんのワールドだとは思うんですが・・・。 あと真次郎を始めとする登場人物達の内面がもっと描かれていたら 面白かったのになあと思いました。 いまいちそれぞれの感情が伝わって来ないというか 魅力が出し切れていないというか・・・・。 一番印象に残ったのが園山さんだったので・・・(^^ゞ シリーズ化を想定しての第1弾って感じなのかな。 雰囲気は決して嫌いではないので続編が出るなら読みたいなあと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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