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「終止符・さらば音也」
音也の死という事をいかに印象的に魅せるかという事のみについて考えたお話という事になるんですかね。 音也が自らの死について悟っているかのように次狼達に会いに行ったり、ゆりさんに会いに行ったり、真夜にオムライスを作ってみたりなんだり。 純粋にそれだけで済ましていいものであれば、まぁ印象に残るような作り方はしているなと思いますね。 問題は、美しい散りざまを魅せればそれで話が完結するものではない構造の物語でありながら、伏線として畳まないといけないというか、視聴者の脳内補完にゆだねすぎてはいけない部分というか、説明を放棄したとしか思えないようなもので話を閉じているという事ですね。 キャッスルドランの愉快な仲間達は、キャッスルドランの中にいない事にはどうやらキャッスルドランが暴れてしまうからという事で音也に頼まれて自ら入る事にしたというような説明で、済ませた事にするのか、まだ最終回まであるから補足説明がされるのか。 まぁ補足されることなく、これはこれでおしまいとするだろうなと予測できるので、引っ張った割にはねぇと言うしか。 それよりも、現段階でどうやら渡は仕込み完了っぽい描写がありましたが、渡より年上の恵はどうなるの? そういうところの揚げ足取りをしないですむような作りにしてくれないと、物語世界に入り込めないんですよ私は・・・ 有機の袋に矛盾を詰めて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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