中国人双子の桜紅丸・蘭丸こと楊玲・楊晶が所属(?)する桜組のコンサートＤＶＤです。
桜組は紅丸・蘭丸が８月に忍者でござる/緋ぼたん桜/津軽にござんすと言う５曲入り(Maxi Single)をキングレコードから出していますが
このＤＶＤは、所属の「キャピタル・プロダクション」が独自に制作しているようです(流石金持ち社長だな(笑)）

考えて見ると、ＤＶＤに限っては”女子十二楽坊”のデビュー時と重なる部分を感じますね(中国では同じ事務所所属だし)
楽坊の場合は、楽坊の音楽に惚れたワーナー・パイオニアの人が日本でデビューさせる為に退社までして
自分で事務所を起こしデビューさせた経緯があります(もっともお金持ちではないんで、スポンサー付き事務所でしたが)
事務所がプロダクション兼レコード会社となっており、奇しくも販売は桜組と同じキングレコードとなっていました。

楽坊の方は、１ｓｔアルバムがダブルミリオン達成と言う快挙を成し遂げた為「勢いのある内に」と矢継ぎ早に
コンセプトのない(悪く言えば)寄せ集め的なアルバムを発表した為、コアなファンになった人以外は、ブームが去ると同時に
離れて行き、起死回生を狙って大金を投じたアルバムもコケて・・・後はご承知の通りです。

それに比べ、楊玲・楊晶の場合は日本での所属事務所が２人の為に設立されたと言っても良い事務所で
資金の方も湯水のように有るようなので(笑)資金繰りと言った面では、何の心配もせずに活動に専念出来るようです。
日本ではキャピタル・プロダクション所属ですが、多分中国の事務所との繋がりも切れていないはずです。
中国で紹介された当時、中国の事務所と異例の長期契約(７年契約だと思った)を結んだと話題になりましたから。
まぁ、キャピタルの西山さんにとっては、違約金を払う事は造作もない事だと思いますけど・・・

まぁ、変な方向から話しが始まりましたが・・・コンサートＤＶＤです(笑)
実際の公演時間がそうなのか、ＤＶＤ用にカットしたのかどうかは分かりませんがトータル22分17秒と言う
短い収録時間になっています（メニュー画面もないし(笑)）

内容と言えば、正直ドサ廻りの劇団と言った風情で(こんな事書いて良いんだろうか？ （；＾＿＾Ａ)
幕が開くと、メンバー全員が正座でお辞儀をした状態で並んでおり、順番に口上を語るシーンから始まります。
(メンバー全部で５人いたんですね、初めて知りました(笑))

最初が、紅丸・蘭丸で、出だしは中国人の双子である事を強調する為か中国語から入って行きます。
最初だけは聴き取れたんですけど、後の方は全然分かりませんでした。
最初は「大家好！初次見面」でした。普通に訳せば「皆さんこんにちは、初めまして」となるんですが
コンセプト的に訳せば「皆さま、お初にお目に掛かります」と言った感じになると思います。
（中文でも字幕が出れば、もう少し分かるんですけどね(笑)この程度のヒアリングがやっとでした）

２人の口上映像はこちらから

ある程度中国語で喋った後、今度は日本語での口上が始まります。
全員の口上が終わった所で(何故か４人目の口上がカットされてました)歌が始まります。
言い方が合っているとすれば、芝居のない劇団と言った感じでしょうか？
まぁ、収録時間から見て芝居部分がカットされている可能性もありますけど・・・

内容的には、正直な感想を書けば可もなく不可もなくと言うか、社長の趣味が全てと言った感じです。
歌ってる歌の作詞、全部社長さんですからね(笑)
ネットなんかを見てても「何で忍者？」と言った書き込みを良く目にしますし・・・
それでも、大きなバックが付いて伸び伸びと活動に専念出来るようになった楊玲と楊晶ですから
（最初のデビュー時はゴタゴタ続きでしたからね）地道に頑張って欲しい物です。

芸能活動のキャラクターは好き嫌いが分かれるとしても
個人的なキャラクターは万人に好かれる要素を持っている２人です。
これからどう言う方向へ進むにしても、頑張って欲しいと思っています。
陰ながら応援してますよぉ （＾ー＾）
(2007年１月に北京でＣＤを見掛けた時から、ずっと自分の店に置いてありますから)

これから、ＣＤもＤＶＤも２枚目の発売が予定されているので、少しづつで良いから
お茶の間に浸透して行ってくれる事を切に願っています。

【桜組コンサート 新宿SPACE107】
（ＤＶＤ）

【DVD】
01. 口上
02. じょんから未練
03. 黄昏悲恋
04. 緋ぼたん桜
05. 忍者でござる

販売元: キャピタルプロダクション

桜組コンサート 新宿SPACE107 [DVD] キャピタルプロダクション このアイテムの詳細を見る

↓中国盤のアルバムです

精霊黙契(大陸盤) (CD) 楊玲・楊晶(現:桜組) 中国録音録像出版總社出版 このアイテムの詳細を見る

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