ぬいぐるみ達が旅立って行きました。
今、空の衣装ケースが和室に6個あります。昨日引取りにきたボランティアの方が、どんな風に配られたのか、どんな風に喜ばれたのかを詳しく教えてくださったので、嬉しかったです。引き取りにきた方が、ぬいぐるみを袋詰めしているときに、「あ、このクラゲは娘にあげていいかなぁ。クラゲが好きで今大学でクラゲの研究してるんですよ。」とか、「あ、このお祈りしてるクマ3つは、この間3つ子が生まれた人がいるから、その人にプレゼントしてもいいかなぁ」とかおっしゃるので、「どうぞどうぞ」と別の小袋を用意しました。喜んで大切にしてくださる人の下へ行くのなら、私はどこへ旅立ってくれてもいいのです。きっと今回旅立ったぬいぐるみ達も、また別の人達の下でかわいがられることでしょう。そしてその時の模様を、また教えてくださるのでしょう。その様子が聞ける日を楽しみにしながら・・・、空になった箱をながめているのでした。・・・、これでよかったんだよね。ぬいぐるみ達にとっても、これが幸せだったんだよね。ちょっとセンチな気持ちもあったりするのが正直なところです。未練ではないんだけどね。