|
カテゴリ:恋のお話。
エンキョリレンアイ小手鞠るい 本屋さんで何気なく手に取った本です。売れてるっていうのを耳にして。 んで,帯に「上戸彩も泣いた!」みたいなん書いてあって,「けっ!」とか思って(笑),ぱらぱら捲ってみたら,「東京とNYで13年間の遠距離恋愛」の話?ありえね~・・・って思ってたら,どうやら絵本が二人が出会ったきっかけになってるらしく,途端に興味が沸いて(本とか本屋,図書館が出てくる話が好きなの♪),作者のプロフィール見たらなんと岡山県出身だったので(自分と同郷の人って,すげ~親近感わくんよな~),俄然読むしかねぇ!って心境になって,次の日即予約。先に予約者が何人かいましたが,割とすぐにきました。 んで,読んでみたら・・・「ありえねぇ!」話でした(笑)。 書店で働く主人公の女の子に,相手の男が絵本を探してもらったのがきっかけで二人は知り合う。いきなり二人は恋に落ちるんだけど,女の子はその日がバイト最後の日で,二日後には京都を離れて就職先のある東京に行くことになっていた。男の方は女の子に会いに次の日バイト先に行くも会えず,女の子の電話番号を聞いて,女の子に電話する。で,二人は気持ちを確かめ合うんだけど,男の方は料理人になるために次の日成田空港からアメリカに旅立つことになっていた。女の子は東京へ向かう新幹線の中でいてもたってもいられず,そのまま成田空港へ向かう。そこで二人はようやく再会できて,はじめてのチュウ(笑)。離れ離れになった二人は,メールのやりとりと電話だけでつながっていく・・・そして13年後に・・・! って話なんだけど,出会いからしてそもそもありえねえよ(笑)。 本探してもらっただけで,いきなり両思いになるか~?ほんのりいいな~とかはあるかもしれんけど,この二人,いきなり本気モードだぜ(笑)。まあ,女の子は大学出たてとかだからしょうがないとしてもさ~,男なんて20代後半だぜ~。いい年じゃん(笑)。 そんでさ~,2回しか会ってないのに,メールと電話だけで続くんだよ?!普通に付き合ってて,日本国内で離れ離れになっただけでも,別れる人がいるのに! 男のメールがまたさむいのよ!前半さむがりながら読んでたからね(笑)。 まあ,二人が再会するまでの13年間の間には,怒涛の展開があったりして,なかなかドラマチックな話でもあって,最初はさみ~って思いながら読んでいましたが,自分のこととかも思い出して思わず涙してしまうところもありまして(泣いたのかよ!(笑)),がつっと一気に読めました。 この話,少女漫画とか好きな人に向いていると思います。マンガとか映画になりやすい話だと思いました。 恋愛中の人,恋愛したいと思っている人が読むと,どっぷりハマれていいかもしれません。 読書が苦手な人にもおすすめかも。話がわかりやすくて,字の量が少なめだし。 んなわけで,読書の秋にいかがでしょ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月21日 02時11分51秒
[恋のお話。] カテゴリの最新記事
|