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シドニーは真冬、外は大雨 先日オホーツクの友人より DVDが送られてきたので 映画を映像チェック。 まずは映画「クラッシュ」 言っておくがこれは76年のデービットクローネンバーグの「クラッシュ」ではない {↑交通事故でしかエクスタシーを得られないというなんとも不思議な作品。} アメリカで2004年に上映されて マットディロンがアカデミー賞にノミネートされた作品である。 日本では2006年に上映されたそう。
我が家には なにせ子供がいるからバイオレンス、セックス、言葉使いが過激なものは見せられません しかしわが子は妊娠9ヶ月まで映画館に出入りしていた母の血を引いてか お腹の中でドルビーサウンズを聞いて育ったせいか映画大好き少年 映画だというとディスクをDVDプレーヤーに入れてしまう
日本では映倫があるけれど 映画の細かい分類はしてませんよね オーストラリアは細かいチェックがあり年齢に寄ってみるものを規制されています だから日本から来たものは 先に私がチェック 次のように幼児向けからスタートすると G, PG, M, M+15, M+18と 暴力、性、言葉使いに寄って分類され年齢が満たないものは映画館には入場できないし、家では家族が厳しく取り締まります G=一般映画です、子供から大人まで楽しめる映画、Fワード、セックス、バイオレンスなし、血の演出もなし。主に3,4歳から小学校低学年向け。 PG=小学校高学年向けか中学校向け M=多少の言葉使い、性描写、バイオレンスはあるものの子供は親と一緒なら見てもいい M+15、+18 その通り15歳18歳以上、映画を見るには IDがいる これ以上の映画はアダルトのみ 銃が飛び、血が飛ぶものや重いもの タイトルの横には必ず このようにアルファベットが記載されてるので 子供は見てはいけない物は 見ないで子供らしく成長するようになってるの 私も野蛮な言葉が多いものや血がドヒューっと出るものはみませんから この分類を見ては選別しています 映画「クラッシュ」 をまず頭だし キャスティングを見る えええ?マット ディロン、ブレンダン フレイザー、サンドラ ブロック、ドン チードル、ライアン フィリップ、と豪華キャストではないか。
チェックするつもりが ツイツイ見入ってしまいました 終わると 実に重い、、、重い、、、、。 「人と人がぶつかり合う事(クラッシュ)はない、なぜならば人は車に乗ってるから」という主人公の台詞スタートで映画は始まるの ロスの終わりのない人種差別を核に自分の勝利を人種差別で天秤にかける検事、警察の裏取引、黒人差別主義の警官、金優先の医療制度、日常茶飯事の殺人事件、、、平気な死体遺棄、、、、こんな中で生きてゆくためには人に対しての思いやりなんてない。 自分が生きてゆくのに精一杯なロス。 白人、黒人、ヒスパニック系、アラブ系、アジア系と人種のるつぼであるアメリカならでの作品ね。これはM+18でしょう 見終わった後は、このオーストラリアが実にのんびりしててよいということが実感を味わいました 田舎感覚のローテクのオーストラリアに住んでてよかったわ もちろん移民の国だから人種差別はあるものの 人権優先主義国なので 銃社会問題よりも人の生きてゆく権利の裁判が多いわ オーストラリアのド田舎シドニー、ここで良いと実に素直に考えさせてくれた映画だったわ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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