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2009.05.11
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カテゴリ:地図
1560(永禄3)年5月19日、織田信長が今川義元を討ち取った「桶狭間の戦い」。
来年で450年を迎えるにあたり、義元討ち死にの場所をめぐって「ライバル」にある愛知県豊明市と名古屋市緑区が、協力して盛り上げることになった
まずは別々だった両市の史跡の案内マップを共同で作る。

豊明市栄町には1937年に文部大臣(当時)から史跡指定された「桶狭間古戦場伝説地」がある。
1771年に建てられた「七石表」と呼ばれる石碑があり、そのうちの一つが「今川上総介義元戦死所」だ。
一方、南西に約1キロ離れた名古屋市緑区有松町の桶狭間地区でも、「田楽坪」と呼ばれる深田を討ち死にの場所として伝えてきた。
田楽坪は現在「桶狭間古戦場公園」になっている。

義元討ち死にの場所は、歴史研究者の間でも決着がついていない。
しかし、史跡指定の影響もあって「桶狭間」といえば豊明が有名となり、約40年前から古戦場まつりを開催。
豊明に比べてマイナー視されてきた桶狭間地区も6年前から豊明とは別に古戦場まつりを始めた。

両地区には地元住民でつくる保存会があり、双方のまつりを訪れるなど昨年から交流を始め、今年4月下旬には両市の担当者も交えて話し合った。
緑区まちづくり推進室の大岩敏彦室長は「共同のマップには鳴海、大高などゆかりの地も盛り込み、桶狭間合戦の全体像がわかるようにしたい。来年の合同イベントについては今後、具体的に話し合うことになる」と話す。

(asahi.comより)
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日本人はライバル同士の対決構図を好む傾向が強い。
これは武士道の精神から来ているのかも知れないが、一対一の勝負を重視するのである。

スポーツの世界においても、西洋で盛んなリーグ戦よりも、対抗戦形式の方が盛り上がる。
プロ野球で伝統の一戦と言われる巨人阪神戦や、学生スポーツにおける早慶戦などはその典型で、そのシーズンの両者の成績がどうであろうと、その試合だけは盛況が保障されている(笑)
これは歴史の世界でも同様で、武田対上杉、あるいは赤穂浪士対吉良などの対決構図は時代を越えて息づいていると言えるだろう。

今回マップを共同製作は、桶狭間の謎(あるいはタブー?)についてあえて踏み込むものだが、義元討ち死にの場所をめぐって両地区がライバル関係にあるという事実は、観光振興の面でも活かされるべき要素なのかも知れない。
日本人好みの対決の構図であるのだから。

マップの共同製作はもちろん、歴史好きの人たちの足を桶狭間に向けされることができれば、討ち死にの地がどちらであれ、きっと義元もあの世で喜ぶに違いない(笑)





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Last updated  2009.05.11 00:50:44
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