チョコ　と　むすこくん

かなり久しぶりのブログ投稿となります。



息子は、早いもので、
今年の4月〜小学生になりました。


嫌がっていた学童にも喜んで通うようになり、
今日も雨の中、
学童へ行きました。


もうすぐ息子も７歳。


今までの「子育て」や「教育」を振り返り、
感じたことを書きたくなりました。




まずは、第一弾として、
「モンテッソーリ教育の効果」について。



息子は、
プレの年の1月〜年中の終わりまで、
正真正銘本物の「モンテッソーリこどもの家」に通いました。
​聖アンナこどもの家​


なんちゃってモンテッソーリも多くありますが、
路線バス片道１時間かけて通ったこちらの園は、
先生方の質も大変素晴らしく、
できれば最後まで通わせてあげたいと思える園でした。
（私自身が元保育士なので、保育士としてみても頭が下がります）



どう質が良いかと言いますと、
何と言っても、

「先生たちの見る目が素晴らしい！」





とある2時間ばかりの午前保育の日。

息子を迎えに行くと、
先生から、

「息子君、今日は1日ベランダで過ごしました〜」

と先生から報告を受けました。



「えっ！？」

と正直驚いたのですが（片道１時間かけて連れて来たのに、、、）、

先生いわく、

ベランダの柱に登れるようになったので、
嬉しくて、何度もしたかったのでしょう。
（おまけに、お漏らしまでする程夢中になるという、、、）


一向に支度をして、教室の中へ入らない息子を叱るのではなく、
「どうして入りたくないのかな？」と息子を気にしつつ、
しっかりと見極めて、息子の気持ちを理解して下さっていました。


とにかく、

子どもたちを「見る目」が凄いです。






また、

モンテッソーリを学んで、
保育士として「目から鱗」と感じたのは、

保育士は、

「子どもたちに話しかけるのが仕事」

と思っています。




子どもたちが集中して何かに取り組んでいても、
お構い無しに話しかけます。



でも、
実はこれって、

「とても迷惑なこと」

なのだと学びました。





子どもたちが「集中」している時は、
よく「鼻の穴が大きくなり、鼻息が聞こえるような呼吸をします」


この時は、

「頭を使って、集中しているサイン」



子どもたちに話しかけずに、
子どもたちが満足できるまで待ってあげるべきだと、
先生たちから教えていただきました。



保育士や幼稚園の先生、
お父さん、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃん、
育児に携わる人ならば、
ぜひとも知っておきたいことですね♩




さて、
私の仕事の関係で、
年長の１年間は、
大きな「こども園」に息子は転園しました。


小さな40名の園から、３００名以上の園に転園し、
初めは泣いていた息子も、

ただただ楽しく、のびのび遊ぶことが出来たので、
こちらの園もすぐに大好きになりました。
友達もたくさん出来て、
小学校へ上がった時にも、とてもスムーズでした。



どちらの園も息子には良かったと思います。


本来であれば、
モンテッソーリは、

「赤ちゃん」の時から触れさせてあげて、
年長児の６歳まで、
更には、小学校も続けて触れさせてあげることが大切ですが、

息子が触れたのは、２年と３か月。





モンテッソーリとの「遅い出会い」

そして、
「中途半端な期間の取り組み」ではありますが、


息子の中で、確かに育ったと感じるのは、


「見る力」


です。





モンテッソーリで鍛えられたおかげで、

とにかく、物をじっくりと「観察」します。

細部までよく観察しているので、

息子の方がよく物事を捉えていることが多いです。




また、

息子は飲み込みが早く、器用な方ではないのですが、

ドッジボールが上手なお友達の投げ方はこうだとか、

自分で観察し、自分で真似して投げていたりします。



自分で「見る力」がしっかりと備わり、

自分で「学ぶ」ことへと繋がっていると感じます。





片道１時間　×　２往復




今の私には到底できそうもありませんが、

２年と３ヶ月息子も私も頑張ったおかげで、

それ以上の、「モンテッソーリ教育」の効果が得られたと感じています。




合う、合わない、個人差もあると思いますが、
我が家の場合は、
モンテッソーリ教育と出会えて本当に良かったと思います。