”80'S BIKE”　vol.3

実際の物語では航空隊でもないシロウトのヤマモトが最新鋭戦闘機”コスモゼロ”を勝手に運用し、ガミラス戦車隊を蹴散らします。
こんなコトあっていいのか・・。




普通の仕事をしているシロウトの俺様が百里基地に極秘に乗り込んで、自衛隊のF-15イーグルのコクピットに勝手に侵入、航空機を誰も許可も得ずに発進させ、亡国の上陸陸戦隊を飛行機・シロウトの俺様が全滅させちゃいます。

ホントにこんなコトあっていいのか？？

おれだったらこうするな。
エラそう・・とか書かれそうそうだけれども、書かせて頂く。
以下は”宇宙戦艦ヤマト2199第2章”の内容と異なるオリジナルストーリーであります。





”宇宙戦艦ヤマト2199　　第二章　太陽圏の死闘”観てきましたにもカキコしましたが、再度抜粋。

”気になったのは山本、なんでいきなりコスモゼロをあんなに操縦出来るの？
航空隊に転属され、何故イキナリ最新鋭戦闘機のコスモゼロに乗れるの？
俺が航空隊の先輩だったら、そんな新人はブーイングだな。。（ｺｺﾛｶﾞｾﾏｲ・・）

なんかそんなエピソードも入れて欲しかったナ。。

航空学校に主席の成績で卒業するも”女”という理由だけで航空隊に配属されなかった。
唇を噛む玲、そんな玲を見て兄山本、笑顔で語りかける。
「　おまえの悔しさは理解出来るヨ。おまえの悔しさの分も背負って飛ぶ。・・俺がエースを獲るナ。　」

そんな兄・山本は結果、エースになれなかった。
それは加藤という男がいたからだ。
玲はそれ以来、加藤という男に一目置いている。

そんな航空体長の加藤の眼を盗んで、航空隊イチのチャラ男、篠原にイロ眼を使いながら、日々、航空隊のシュビレーターで最新鋭の戦闘機、コスモゼロの操縦を学ぶ山本玲

。
篠崎もただのチャラ男ではなかった。
玲にキラリと光る才能に気付いて、日々、難しいミッションにチャレンジさせていた。”





これに追記。

様々なシュビレーションの結果から山本の才能が加藤に迫るモノがあると見抜いた航空隊イチのチャラ男、篠原。



当日、お休みの日、ラフな普段着で自室にこもる山本をチャラ男、篠原がプライベートに訪問。
｢山本ちゃーん、おヒマそうね。今日はボクとプライベートなデートに行かない～♪｣

山本、眉毛を傾けながら・・　｢はっ？　デート・・でありますか？｣



その日、篠原は周辺惑星探索の任務があった。
その任務に部署の違う、篠原は山本を誘いだした。

チャラチャラした振る舞いながら、航空機の発進手順をイチからジュウまでこと細かに教えてゆく。
山本は真剣な表情でこと細かにメモしている。

篠原が整備にリクエストしたタンデム仕様の航空機にふたり乗り込む。





篠原、惑星探索にしては想像もつかないような派手な操縦をみせる。

山本、苦痛に顔ゆがめながら、
｢篠原少尉（←階級はようわからんです、はい。）、惑星探索とはこんなにキツいモンでありますか？！｣

篠原
｢山本ちゃんがあまりにキャワィィからねぇー。今日は特別よっ！｣
｢俺達はこれと闘いながら、敵をオトさなきゃなんねぇ。こんなコト、屁のカッパになんなきゃ闘えねーのよ！｣

山本の表情がこのヒトコトで一瞬にして変わる。



ヤマト航空隊格納庫で両手膝をついて、美しい顔を歪ませながらゲー、ゲー、履きまくる山本。
落ち着いたトコロで篠原の用意したペットボトルの水が山本の顔の前に差し出される。




無断で航空隊の偵察に参加した山本、ひとり独房に入れられている。
横の独房はどうやら、篠原がいるようだ。

山本
｢本日は有難うございました。勉強になりました。｣
篠原
｢地球に帰ったら、ヤマモトちゃんには一度、デートに付き合ってもらうゼ。その時はミニスカート必修～。｣
山本
｢・・ミニスカートはお約束出来ませんが、食事くらいなら・・。｣




篠原、独房でひとり腹抱えて大爆笑。
山本、きょとんとした顔で、そんな篠原の姿を想像している。