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シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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酒天倶楽部@ 初めまして  花登筺を調べていて、貴ブログ『私と…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
大西俊郎@ リンク了解しました 中々凝ったブログですね。勉強になります。
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…

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代棒振りと言っても???と分からない人がほとんどだろうと思う。日活撮影所で働いていた頃のことだ。スタジオ・ミュージッシャンを指揮するのは作曲家の仕事だが、作曲家の代わりに指揮だけを専門にしている人がいた。

元、作曲家で代棒専門の人、名前は吉沢博と言った。音楽ダビングの時には必ずと云っていいほどこの人を見かけたものである。吉沢さんを頼まなかったのは、元俳優で監督の小杉勇氏のご子息、小杉太一郎さんぐらいだろうか。

吉沢さんが指揮をすると、ダビングにかかる時間が少なくとも30分は短くなっただろう。それは見事なものだった。音楽ダビングの現場では幾ら検尺をしていてもフィルムの編集で時間が変わるのが普通である。秒単位で長くなったり、その場でカットされて短くなることもまれではない。

そうなるとその都度、吉沢さんと音楽監督がスコア(譜面)を挟んで打ち合わせだ。そしてラッシュを見ながらテスト、テスト一回、本番テスト一回、お次は本番だ。それも一発OKである。

3分以上の長いシーンでも、きっちり長さを合わせてくれる。それはもう見事を通り越した妙技の世界であり、マジックと言う他なかった。この人のお陰で音楽監督はどれだけ助かったか分からない。何せ録音技師だけでなく、監督が舌を巻いたことも度々だった。

今日は懐かしい思い出の一景を書いてみた。恩恵を蒙った作曲家の中にはヒゲの山本直純、佐藤勝、黛敏郎といった錚々たる先生方もいたのだ。

サントラ/「男はつらいよ」サウンド・トラック・ヒストリー-その一

佐藤勝の世界 オリジナル・サウンドトラック
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「黛敏郎の世界」オリジナル・サウンドトラック
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Last updated  2006.10.04 21:06:49
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