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テーマ:キングクリムゾン(653)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
早いもので今年でボズ・バレルが亡くなって5年になる。皮肉なもので彼が死んで以降もクリムゾン時代やバドカンの秘蔵音源が世に出たりしている。元々60年代ヴォーカリストとして売り出した彼もクリムゾン参加以降はベーシストとして目覚め、短期間で驚くほど成長している。やはり元々唄心がある人だからこそ、壺にはまったのかもしれませんが。
それでも私たちファンにとっては、彼の歌声をもっともっと聞かせて欲しかった。さまざまなセッションにもベースやコーラスで参加しておりますが、BOXERやELLISなどコーラスのクレジットがあっても完全に埋もれておりさっぱり存在が感じられません。 クリムゾンの元メンバーたちのレア音源は割りと復刻されたりしており、BOZにしても初期ディープパープルの面々と1968年に出したシングルは、リッチー・ブラックモアのセッション音源コンピCDで今でも手に入れられます。今回のご紹介はその前のBOZレコードデビュー年1966年に出た3枚目のシングルです。 BOZ - PINNOCHIO / STAY AS YOU ARE (1966) Pinnochioは、ボズの朗々とした歌声が60年代のトム・ジョーンズやエンゲルベルト・フンパーディングを感じさせます。二年後のシングルと違いまさにデビュー年の初々しい歌声で一生懸命さがにじみ出ています。発売が66年の6月10日なのでレコーディングの日程を差し引いてもボズはまだ19歳の頃。もう一面のSTAY AS YOU AREはがらりと印象が変わり、いかにも60年代なかばの歌謡曲といったさわやか青年の唄ですねぇw 私の好みはPinnochioですね。派手なオーケストレーションに乗ったボズの唄、かっこいいです。 だれぞBOZのシングルなどの音源の復刻CDを出してくれないものでしょうかね? 難しそう、かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 16, 2011 06:59:10 AM
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