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夏休み1日目
なんだよ東北暑いじゃないか。わずかな夏季休暇を、毎年義理を果たすために帰るのは、せめてもの涼を求めてのことと納得させていたのに! こんなに暑い夏は初めてだ。通常、日中でもエアコン不要の地域なのに。 11:00着の新幹線から降りると、ムッとする熱風が。35度って東京と変わらないじゃないか~! 詐欺だ。 迎えに来てくれた父の車で、わあわざ市内を通らず迂回於して帰宅。 というのも、今回はお忍び帰省なのだ。 我が家のお盆行事は、例年すさまじく忙しい。うちは分家筋なので、墓参だけでも5箇所。当然、本家にはお土産持参で挨拶まわり。こういう、行事ごとにうるさいのが母方の一族の面倒なところだ。 でも、今年は体調不良ということで、お土産だけ送って帰省しないことにしたと、父親と口車を合わせて、市内はなるべくさけて山のほうへ逃げ出した。これでプレッシャー半減。父には申し訳ないが、炎天下の墓参は父に任せ、私は家でゴロゴロ。 そして東京ではいまだ品薄で、いつ買えるかわからなかったDSLiteをゲット! 家では、父が趣味で作っている家庭菜園が豊作。トマト、インゲン、ナス、ミョウガ、シシトウ、ピーマンは毎日早朝に収穫し、毎日野菜ばかり食べていた。 東京では、朝から食欲がなく、夜もお腹が空かないので食べない日々が続いたけど、「規則正しい生活」を絵に書いたような父の朝食時間は朝6時半。 いつものまかないさんとは違う、臨時の人だったけど、とりあえず起こしてもらって、食卓に着く。シンプルブレックファストは、冷奴、インゲン胡麻和え、冷やしトマト、塩ジャケ、タマネギ・ナス・お揚げの味噌汁。おお正しいニッポンの食卓。 野菜がね、本当においしい。いくらでも食べられる。 トマトなんて、ずっしり重くて1個500グラムぐらいありそうなのに、時間をかけて一個完食。いんげんはもともとそれほど好きな食材じゃないのんに、なんかおいしいし。 ミョウガの味噌漬け、近所のお豆腐屋さんの作りたての朝食。 ああ、食で癒されるって、こういうことね。 満足! ご馳走様。 とりあえず誰かに作ってもらうごはんはなんだっておいしい。 農家の出身のくせに、土いじりの経験のない父は、リタイアして数年は、ロクに花を育てることもできなかったくせに、いまや家で消費する程度の野菜づくりはかなり腕を上げたもよう。タマネギもジャガイモも、収穫済みのものがたくさん保存してあった。 やっぱ野菜かあ。しかも朝採りの。なんでもある東京では唯一かなわない贅沢。 そして作ってくれる人のいる幸せ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.16 09:14:31
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