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カテゴリ:青年マンガ他
『吉田家のちすじ(4)』中島守男 早くも4巻である。相変わらずぱっつんむちむちな後妻がナイス。今回、タイトルだけで吹いたのが「昼下がりの後妻」だった。なんかツボにはまってしばらく笑っていた。そして表紙のボンデージ風リボンからむっちりはみだすお肉が他人事とは思えない(笑)。 そこいらへんにいそうなむっちり体型の巨乳妻(後妻)が男4代が住まう家で主婦をするという、男にとってはひとつのドリームなお話。今回、じいちゃんのボケぶりがあまり炸裂していなかったけど、多香子さんが家族のセクハラを日常として受け入れているところがすごい。 東大がアカハラの准教授だかを処分したと発表していたけど、「妊娠されたら困る」(辞められるから?)とかアカハラの内容まで公開していても名前は出ていないとか、甘いっ!と思うが、これぐらいでも懲戒処分なのに、血がつながっていなくても家族だとどんなセクハラも受容されてしまうのか。 セクハラって受ける側の感じ方次第のような気がする。多香子さんは菩薩のようだ。 不思議なのはさ、すでに本当の祖父、父、息子のように夫の肉親と接していても、当の夫とはあまりいちゃいちゃしてないよね、多香子さん。女ざかりのアラサーで中学生の子持ちの後妻に入るというのは、愛がなければ不可能な気がするのに、意外や借金のカタに身売りしてきたとか、この男家系になにか弱みでも握られているのだろうか(笑)。 奥付に筆書体のデザイナーの名前まで載っていて、そんな書体どこに?と思ったら、例の「むちむち」のフォントだったよ。これ、京極さんの「どすこい」あたりでも使われていそうだし、装丁も祖父江さんチックだけど、祖父江さんではないのね。マンネリなお話なのに、いつも表紙周りの装丁に魅かれて買ってしまう一冊だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.16 19:01:59
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