266245 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

最近聴いたCDから

最近聴いたCDから

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

chorus cabinet

chorus cabinet

Calendar

Archives

June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024
February , 2024
January , 2024
December , 2023
November , 2023
October , 2023
September , 2023

Recent Posts

Category

Freepage List

Comments

 奥田 拓壽@ Re:ヴォーチ・アミーケ 日本の心を歌う~永友博信の世界(10/03) 8月4日の演奏会の開催おめでとうございま…
 chorus cabinet@ じっとさん へ レスありがとうございます。 本当はCDの…
 じっと@ Re:FM番組紹介(05/18) 1年ちかくぶりの更新ですね。お忙しいの…
 choruscabinet@ はざくら2005さん へ 演奏会、聴きに行かれたのですね。 ビク…
 はざくら2005@ Re:TV番組紹介(08/14) 情報ありがとうございます。 この番組で…

Keyword Search

▼キーワード検索

May 1, 2005
XML
 本日の朝日新聞 be on Sunday 第2面の記事タイトルである。
記事によると、「苦み」を積極的に楽しめるところが人間と他の動物の大きな違いらしい。ここでとりあげられているのはビールの「苦み」について。ビールの「苦み」は主成分のホップ(これはハーブの一種デス)に由来するが、近年は嗜好が変化し若者を中心に「苦み離れ」が進んでいる、とのことであった。
 実際に測定された「ビールの苦味価 (mg/ml)」はヱビス:29.9、クラシック・ラガー:28.8、スーパードライ:19.3、モルツ:18.0 となっているが、これは筆者が実際に味わう感じとも一致しているように思う。発泡酒になるとこれが15~18と低くなり、第3のビール(ドラフト・ワンなど)では約12 とさらに低くなる。
 ビールの『コク』と『キレ』を数値化する機械(コクキレセンサー)があるのは筆者も初めて知った。「舌に似せた脂質膜に4倍に薄めたビールを4分間かけて吸着した物質の重さ」をコクとし、「続いて蒸留水を30秒間かけると残留物が減少する、その減少量」をキレとして測定するのだそうだ。

 ビール類 味覚地図
(「ビール類 味覚地図」朝日新聞 日曜be より転載)

 この味覚地図はビール党にとってはちょっと解せない内容だろう。一目でわかる問題点は「スーパードライ」ごときがコクのある方に分類されてしまっていることで、ビール、発泡酒、第3のビールを全てごっちゃまぜにして数値を平均化し、グラフを作ったのがそもそも間違いのもとである。
 これを“ビールに限って”見てみるとコクがある方からヱビス、クラシック・ラガー及びモルツ、黒ラベル、スーパードライの順となっているが、『コク』とはそもそも「麦芽由来のうま味」のことであるから、そんなものかな、という感じだろう。ただし当地(愛媛)で広く流通している天王山京都西山水系のものなら、モルツのコクはより少なめに分類されるものと思われる。
 一方『キレ』は本来、炭酸ガス由来の「のどごしの爽快さ」のことであり、記事にあるような「後味の爽快さ」とはちょっと意味合いが違うように思う。このグラフでも黒ラベルの数値が少々高すぎるのではないか。筆者ののどには黒ラベルよりもスーパードライのほうがキレが強いと感じるのだが・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 4, 2005 09:48:16 PM
コメント(1) | コメントを書く
[ビールとウィスキーの話] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.