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シネマ雑報

2004年07月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
(チャップリン) キッド コレクターズ・エディション (DVD) 昨日は忙しくてページの更新ができませんでしたので、今頃の更新となります。毎日読んでくださっている方々には、お詫び申し上げます。
 と言う訳で、本日も映画批評を始めます。今日の映画はキッドです。この映画は昨日(23日)ご紹介した「街の灯」同様、チャールズ・チャップリンの代表作です。
 正直言ってこの映画を今日ご紹介するかどうかは色々と悩んだのですが、チャールズ・チャップリンの事を知ってもらう良い機会なので、ご紹介する事にしました。
 それでは、まずはストーリーです。
 ある日、いつもの様に街を散歩していたチャーリーの耳に、赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。辺りを見回すと、まだ生まれたばかりの赤ん坊が街頭に捨てられていたのです。どうしたものかと抱き上げた彼の目の前に、パトロール中の警官が通りかかり、警官はチャーリーが赤ん坊を捨てにきたものと勘違いし、目を光らせます。仕方なく彼は、その赤ん坊を自分のボロアパートに連れて帰るのでした。それから5年後、その子はチャーリーの仕事を手伝うまでに成長し、2人は貧しいながらも幸せに暮らしていました。ところがそんなある日、急病のその子を医者に見せたことから捨て子だったことが分かり、その子は強制的に孤児収容所に送られる事に………、と言った感じです。
 この映画は「街の灯」と同様に、「愛」がテーマになっています。ですがチャールズ・チャップリンがこの映画に込めたメッセージは、「親子愛」なのです。
 もちろんストーリー的には、チャーリーとその捨て子の間に血の繋がりなどはありませんので、チャーリーは「育ての親」と言うことになりますが、チャーリーとその子の間には、いつの間にか実の親子以上の絆がはぐくまれているのです。
 そして後半には「生みの親」である母親も登場し、チャールズ・チャップリンが思い描く「親子愛」の形が、感動と共に伝わってきます。
 この「キッド」で捨て子の役を演じるジャッキー・クーガンは、わずか5歳という年齢ながら天才的な演技力の持ち主で、彼が石を投げてガラスを割った後、ガラス屋のチャーリーがなにくわぬ顔で修理して回る場面などは秀逸です。
 特に彼が孤児収容所のトラックに乗せられて連れ去られた後、それを追いかけてきたチャーリーと抱き合うシーンの演技は素晴らしく、とても涙無しには見れません。
 まあー2日連続しての90点超えということで、高得点の大安売りみたいになってしまいましたが、いかに偉大なチャールズ・チャップリンとは言え、90点超えをしているのはこの「キッド」と「街の灯」だけなので、是非ともこの2本だけは見て頂きたいと思っています。本当にお勧めです。 

監督  チャールズ・チャップリン
制作年 1921年
制作国 アメリカ
出演  チャールズ・チャップリン/ジャッキー・クーガン/エドナ・パーヴィアンス/カール・ミラー/チャック・ライスナー/トム・ウィルソン/ヘンリー・バーグマン/アルバート・オースチン/リタ・グレイ





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最終更新日  2004年07月25日 10時21分10秒
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