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東京電機大学高等学校電子科は僕が卒業した高校だ。3年間クラス替え無しの男子校であった。中三の夏休みに学校見学をした僕は、授業でパソコン(当時はマイコンと呼称)のプログラムが習得出来ると説明を受けこの高校に決めた。
クラスメート達とはプログラムについて情報交換しながら切磋琢磨した。他にも禁止されていたバイクの免許を取ったり、昼休みにホットケーキやクレープを焼いたり、放課後は原宿や渋谷に遊びに行った。文化祭ではパソコンを使ってフィーリングカップルをやったし、みんなで奥多摩にバイクツーリングにも行った。なかには今考えても高校生がやるとは思えない高度な技術を使った遊びやイタズラもやっていた。ホントに夏休みなんか無ければいいと思っていたし、卒業時はもう3年間学校に通いたいくらい物凄く楽しい学校生活を過ごした。 卒業して26年、初めてのクラス会が担任の先生も参加していただき先日行われた。卒業後に会った友達もいるが、大勢で会うのは卒業後初めてだ。みんなどんな風貌になっているのだろうか?太ったり、頭が寂しくなったヤツもいるのかなぁ?なんて思いながら会場に向かった。しかしながら多少の風貌の変化はあったが、みんな声や仕草は当時のままであり、顔を見ただけで名前も分かった。それはまるで26年前、放課後飯田橋のロッテリアでガヤガヤ遊んでいた時にタイムスリップしたような4時間であった。 プログラマー内藤寛の誕生は、このクラスメート達のおかげといっても過言ではないであろう。彼ら無くして今日の僕は存在しない。学校の授業ではほとんどプログラミング技術は会得出来なかったが、このような仲間がいる場を提供してくれたことには本当に感謝している。 当日はあいにく都合が悪かったり、連絡がつかず参加出来なかった仲間もいたが、次回は是非とも大勢でタイムスリップしたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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