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カテゴリ:ヨーロッパ情勢
さてさて。前回はヨーロッパ情勢についての話だったんですけれど・・・。 これまた大変なニュースが出てきてしまいました。 早速ですが、こちらを御覧下さいませ。 『仏大統領、ウクライナ派兵の可能性に言及 複数国が2国間ベースで検討か』 こちらは産経さんの記事で、フランスのマクロン大統領の発言が書かれております。 それで、またね^^; 何ともタイムリーと言いましょうか。絶妙なタイミングと言いましょうか。 前回の話題で、ウクライナの戦争では制限された状況下での限定的な選択肢しか無い。と、 言った直後にさ。このニュースでしょう? ですので、何と言うか・・・マジかよ、です。うん^^; まっ。たまにね^^; こんな無駄に良過ぎるタイミングでニュースが飛び込んでくるんですけど。 それにしたところで、今回のマクロン大統領の発言は不見識としか言いようが無い。 自称ながら欧州の守護者。核保有国としては不適切極まりない発言である。と、 そのように私は厳しく批判する次第で御座います。 改めて申し上げますが、当然ながらロシアは核保有国です。 そのロシアに対して、同じく核保有国が直接的な軍事行動をしてしまった場合。 最終的に核兵器の撃ち合いになる可能性があります。 ・・・冗談でも何でも無くて、本当の本当に核戦争になってしまう可能性があるんです。 ですので、その可能性を考えるのならば、核保有国がロシアに対して直接的な軍事行動。 直接的に軍隊を派遣する。などと言う事は絶対にあってはならない暴挙になります。 この点を・・・マクロン大統領は甘く見過ぎている。 核兵器を保有する。と言う非常に大きな責任についての自覚が無さ過ぎます。 なので、もし万が一にもね。 どーしてもウクライナに軍隊を派遣したい。ロシアと直接的な軍事衝突をしたい。と、 そのようにマクロン大統領が主張するのであれば・・・。 フランスは核兵器を放棄して、非核化するべきでしょう。 うん。それならね。どうぞ御自由に^^ 好きなだけ軍隊を送って、好きなだけロシアと戦って下さいませ。 日本を含めた国際社会の大多数は、対岸の火事だとして暢気に眺めると致しましょう。 ・・・さもなければ。 フランスもまたロシアと同様に制裁を受けるべきである。と私は強く主張する次第です。 核保有国同士の激突を回避する事。すなわち第三次世界大戦。核戦争を回避する事と言うのは。 これは世界全体。国際社会全体の総意であるからです。 重ねて申し上げます。 今回のマクロン大統領の発言は、あまりにも核保有国として不見識で不適切だからです。 到底。許されないレベルの暴挙暴論である。と私は極めて強く批判致します。 ・・・あの、やっぱりね。 このような点からもフランスの評価を下げまくった事。 列強国として絶対に認めなかった事と言うのは、正しい判断と私は考えているんです。 あまりにも現在のフランスは常識。良識を疑うような言動が多過ぎます。 大国として。核保有国としての義務。責任を果たしているとは、まったく言えません。 うん・・・マクロン大統領ねぇ。 実を言えば、当初に予想していたよりも優秀かも。と私は密かに考えていたんですが^^; 今回の発言を考えると、どうやら私の評価が間違っていたようです。 所詮は・・・世間知らずのお坊ちゃんのようで御座います。まったく現実が見えていない。 他のヨーロッパ諸国と同様にフランスの未来もまた悲観的なものになるでしょう。 さて。そんなわけで本日の話題です^^ 本日の話題は、前回の続き。途中となってしまったヨーロッパの話題。 より具体的な話を書かせて頂きます。それでは参りましょう^^ それでまあ、最初に申し上げておきますとね。 今しがた述べた事。舌の根の乾かぬ内に正反対の事を言いますとね^^; 突如としてマクロン大統領が地上軍の派遣に言及した事。 この点を考えると、マクロン大統領なりに現実を直視した結果だろう。と、 そのようにも考える事が出来るんです^^; そして、だからこそ、です。 現実を直視したからこそ、結果として物凄く極端な意見を主張するに至った。と、 あまりにも危機的な状況。切羽詰まった現実に直面して、焦った結果としてね。 今回のような発言が出てきた。と考えるのが極めて妥当で御座います。うん^^; なので、マクロン大統領の周囲と言いましょうか。 フランス政府内部にもね。多少なりにも現実が見える人間が出てきたと言いましょうか。 自国であるフランス以外の事にまで目を向ける雰囲気が出てきた。と、 そのように評価する事が出来るかと思いますし^^; ・・・逆に言えばね。 焦った上で極端な意見を言ってしまう程度の実力しかない。と、 そのようにも厳しく評価する事が出来るかと思うんです。うん。 あの、これもね。 前回にチラッとだけ書いた事なんですけれど、フランスに限らずヨーロッパってさ。 とにもかくにも自分達が特別だ。との意識が強過ぎるんです^^; そのためにグローバリズムとか。国際的な地位が高い割にね。 実際のヨーロッパ諸国と言うのは、極端に対外的な視点が欠けている部分がある。 つまり、世界戦略を描く事が出来ないと言いましょうか。 国際政治と言う者を正しく理解出来ていない。 ヨーロッパ全体。ひいては世界全体の視座を持てないんです。 あくまでも自国の利益。自分達の利益を追求する。との枠組みから抜け切れないんです。 いやまあ、これがさ。経済であれば良いんですよ?^^; 経済のように個人の利益追求をする分野であれば、それなら正しい姿勢。思考なんですが。 これが政治のように公共性。全体の利益を追求する分野となると極めて問題。 結果として。 今のフランスのように、フランスの利益のためでしか決断も行動も出来ない。 ヨーロッパ全体の利益とか。世界全体の利益と言う観点を持つ事が出来ていないのであり。 それは政治家として。国際社会においては致命的です。・・村八分にされても文句は言えない。 ・・・まっ。そりゃあさ^^; 口では何とでも言いますよ?物凄い綺麗事を延々と言い続ける事が出来るでしょうけど。 でも、実際には・・・その全てが口先だけで終わってしまっている。 理想の全てが絵空事になってしまっているんです。 その理由は単純明快。現実を見ていないから。すなわち安全保障を無視しているから、です。 えーと。これまた前回にも書いた事なんですけど。 従来のヨーロッパ秩序。ヨーロッパシステムと言うのはね。 NATOとEUの両輪体制によって成立してきた、わけで御座います^^; その上で申し上げますが、あくまでもさ。 NATOがあってのEU。安全保障体制があってのユーロなのであってね。 断じてEUやユーロが個別に独立して存在する。なんて事は絶対にありえないんです。 NATOと言う安全保障体制に依存しているとの事実を、あまりにもヨーロッパは理解していない。 これは言い換えればね。 アメリカに依存して自分達が存在してきた。との事実を自覚出来ていないんです。 ・・・うん。そうなんですからね? ヨーロッパの方々ってさ。まるでヨーロッパだけでも成立するさ。・・・みたいな。 そんな雰囲気を出す時がたまに・・・いえ、毎度のように見せているんですけど^^; いや、断じて違いますから。 アメリカあっての日本。アメリカあってのアジア諸国だったのと同じように。 アメリカあってのヨーロッパ。アメリカあってのNATOなんです。 ええ。そうですとも。だからこそのパクス・アメリカーナなんです。 アメリカを中心としたアメリカによる世界平和。 すなわちパクス・アメリカーナと言う世界秩序。世界システムだったんです。 この現実。政治を司る者であれば誰もが自覚するべき最も基本的かつ最も重要な点。 この点を自覚する人間が少な過ぎると言うか・・・ゼロです。今のヨーロッパにはね。 ・・・うん。そうじゃないかなぁ。と思いますねぇ。 だって、そうじゃないと今みたいな状況にはなりませんからねぇ。ホントにさぁ^^; これも改めて確認しますと、このブログでも何度も指摘しましたように。 2013年にアメリカが世界の警察と言う地位を放棄した。 それによりパクス・アメリカーナと言う従来の世界秩序。世界システムも消滅した。 そして、アメリカは新たな世界秩序について提言した。 言わずもがな。アメリカと同盟国の協力体制により世界の平和を守る。・・・です。 それでまあ、日本の場合は前回にも書きましたが極めて特殊です^^; 日本も同盟国として軍事的な負担をする。軍備増強をする。と、 そんな流れがあったはずなんですけど・・・。これがアメリカによって否定された。と^^; 日本の軍備増強がアメリカに阻害されたがために、日米同盟を強化する事が出来ず。 それどころかオーカス。だなんてバカ丸出しのものをアメリカが作ったがためにさ^^; アジア秩序。アジアシステムが全て消し飛んだ状態になってしまって・・・。 今やアジア情勢そのものが極めて混沌とした状態になってしまった・・・わけですけれど^^; それで、これとは別にね。 ヨーロッパもヨーロッパで、どエライ事になっているんです。うん^^; まず第一に。 本来ならば誰よりも率先して、イの一番であるはずのヨーロッパ。NATOの軍備増強をさ。 今頃になってやりました。と言っている時点で相当にズレているんです。うん^^; それも日本みたいに極めて特殊な状況。 他の誰でも無いアメリカが日本の軍備増強を阻害する。みたいなさ。 そんな極めて特殊な状況はヨーロッパ。NATOには無かったはずなんです。 ・・・うん。そうでしょうとも。 ヨーロッパは軍備増強をしようとすれば、いつでも出来たはずです。そうですよね? しかし、実際にはヨーロッパ諸国が。NATO加盟国が現実を直視しなかったがために。 パクス・アメリカーナが消滅した後も、グローバルスタンダードの経済至上主義のような。 そんな夢物語を少しでも長く続けようとしたがためにね。 軍備増強。軍事費の拡大など負担であり、損失だ。と考えてしまった事でさ。 ヨーロッパの。NATOの軍備増強が今の今まで遅れた。・・・と言う事で間違いありませんよね? うん。そうでしょうとも。コレ以外に理由なんかありませんもん^^; ・・・だって、そうでしょう? そうじゃなかったらヨーロッパは全力でウクライナに介入してさ。 アメリカとロシアとの対立を回避しているはずであるし。 また、それ以前の話としてもね。 アラブの春に混乱する中東地域の安定化のために、誰よりも率先して動いていたはずです。 それこそアメリカから要請されるまでもなく、ヨーロッパは動いて然るべきでした。 そして、そのためにヨーロッパは軍備増強をして然るべきだったんです。 もしヨーロッパが早期の段階で軍備増強をしていたのであれば。 あるいはアメリカが世界の警察と言う地位を放棄する。 ひいてはパクス・アメリカーナが消滅する。と言う事は無かったかもしれません。 でも、実際にはやらなかったでしょう? ウクライナでも。アラブの春でも。どちらの場合でも対岸の火事だ。と、 自分達には関係ない。との他人事みたいな態度を崩そうとしなかったでしょう? ・・・どちらの場合でもヨーロッパにとって死活問題だと言うのに、です。 うん。ですのでね、 やっぱり昨今のヨーロッパ。米ソ冷戦以降のヨーロッパと言うのはさ。 対外情勢に対する認識が低過ぎると言いましょうか。 自分達の損得以外の事に対して、あまりにも無関心。無頓着になり過ぎていたんです。 グローバルスタンダードの経済至上主義で荒稼ぎするのに夢中になり過ぎてさ。 数字ばかり。利益ばかりを追い求めてしまった結果。それ以外の全てを切り捨ててしまった。 義務とか責任などを全て投げ捨てて、政治的な観点を見失ってしまったんです。 だから、これだけ末期的な状況になるまで当事者としての意識を持つ事が出来なかったし。 これほど危機的な状況になるまで、ああ。大変だ。と自覚する事も出来なかったんです。 ・・・ヨーロッパの衰退と破滅の兆しを、ようやく今になって直視するに至った、わけですね。 そんなわけですので、改めて考えましてもね。 やっぱりヨーロッパの政治と言うのは、非常にレベルが低い。と表現する以外にはありません。 政治権力。国家権力を単なる金儲けの道具だ。とでも考えていない限りはさ。 今現在のような状況にはならない。と私は明確に断言する次第です。 さあ。それで、です^^; 本日の話題であるヨーロッパ情勢の具体的な話に入りますと、ですねぇ。 現在のヨーロッパにとって最も重大な、最優先とするべき問題は2つです。 1つは当然ながらウクライナであり、ロシアです。 そして、もう1つは・・・移民。難民問題で御座います。 あの、これは勘違いしないで欲しいんですけれど。 ヨーロッパの移民。難民問題は何一つ解決していませんし、何一つ上手くいっていません。 この問題が表面化しないのは・・・まあ、既に色々と表面化しているんですが^^; ともかく。 致命的な問題とならないのはヨーロッパ諸国が必死に隠しているから、です。 必死に隠して、お金の力で無理やり捻じ伏せているから、と言うだけの話です。うん^^; ほら。何度も説明しているように、ヨーロッパと言うのは米ソ冷戦以降。 グローバルスタンダードの経済至上主義。 軍事をNATOに丸投げ。アメリカに丸投げする事で荒稼ぎしまくっていたでしょう?^^; これは言うなれば。 米ソ冷戦の真っ最中の日本と同じ事をやっていた。 日米同盟で軍事の全てをアメリカに丸投げしてさ。 それで金儲けばっかり続けてきた日本と同じ事をやっていた、わけですね^^; ・・・働く黄色い猿と同じ事をヨーロッパはやっていたんです。 なので、それで溜め込んだお金だけはヨーロッパにはあるんですけど・・・。 このお金をね。今や盛大に。湯水の如く浪費しているのが今のヨーロッパなんです。 湯水の如く浪費して対ロシアの問題を。また移民。難民の問題をゴリ押しで対処している。 それこそが今現在のヨーロッパの実情なんです。 ですが。 これが限界に近付いているんです。 今現在までは辛うじて対処してきたヨーロッパではありますけれど。 これより先。今後のヨーロッパ情勢を考えれば、ほぼ100%対処し切れなくなります。 つまるところ。 全ての問題が爆発して、その爆発によってヨーロッパ全土が火の海になる・・・わけですね。 あの、どういうことかと言いますとね。 至極単純な話として、ウクライナの問題が悪化し過ぎ。ロシアとの対立が激化し過ぎです^^; 既に現時点でヨーロッパは十分にウクライナへ支援しているし、ロシアにも制裁している。 ぶっちゃけ。 これ以上は無理だ。と言うくらいにはね。もうヨーロッパはやれる事をやっているし。 もしこれ以上をやるとなると・・・確実にヨーロッパは破綻します。 うん。これも断言しましょう。 ロシアよりも先に間違いなくヨーロッパがギブアップします もう無理だ。許して下さい。とヨーロッパは頭を下げる事になるでしょうね。 なぜか? それはヨーロッパにとって、ロシアほどウクライナは重要じゃないからです。 これも何度も書いた事ですが、ロシアにとってウクライナは死活問題です。 もう絶対に引けない。引く事など出来ない。引いた瞬間にロシアが滅びる。と、 それだけの覚悟を持ってロシアはウクライナの問題と向き合っています。 コレに対してヨーロッパと言うのは、そこまでウクライナは重要じゃ無いんです。 ・・・ああ。いや、言い換えましょうか^^; ウクライナの重要度はヨーロッパ諸国で一律じゃない。濃淡。温度差がある。と言う事です そりゃあまあ、確かにロシアと隣接するような国家であればね^^; フィンランドやバルト三国やポーランドなどであればさ。 まさに明日は我が身だとして、極めて重要度の高い問題だと受け止めている事でしょうよ。 それこそ最優先でウクライナ。ロシアに対応しようとするのは間違いありません。 ですが、それ以外の国家となれば。・・・ロシアから離れれば離れるほどにね。 ウクライナの重要度と言うのは必然的に低下していくんです。 どこか遠くにいる赤の他人の問題だ。赤の他人を助けている。と、 そのような感覚になっていくのはさ。これはもう仕方の無い事なんです。 今はさ。 繰り返しますが、まだお金の力で何とかしている。と^^; グローバルスタンダードの経済至上主義で荒稼ぎした貯金で何とか出来ている。 ヨーロッパ内部。NATO内部。EU内部の不平不満を黙らせている状況ではありますが。 そんな事が出来るのも・・・あと数カ月が限度でしょうね。 良くて今年の上半期まで。それ以降は無理でしょう。 その頃になればヨーロッパ内部の意見はバラバラで、四分五裂になるだろう事は確実です。 それで・・・これが百歩譲ってね。 ウクライナだけ。ロシアの問題だけだったらね。まだ何とかなったと思うんです^^; その問題だけだったら私もね。そこまで悲観的な予想はしませんでした。 でも、ここに長年の懸案である移民。難民問題が出てくるんです。 まさに貧すれば鈍する。です。 今年1年でヨーロッパ全土が、この移民。難民問題の真の恐ろしさを知る事になります。 つまるところ。 メチャクチャなレベルでの。激烈な移民排斥。難民排斥運動がヨーロッパ全土で起こります。 ・・・ん-。特に難民問題ですね。 移民は少なくとも合法的である限り、嫌悪はされても正当な権利は認められるでしょう。 ですが、難民については・・・これは完全にアウトでしょう。 あらゆるヨーロッパ国家において難民の強制送還。帰還事業と言う名の追放が行われるはずです。 あの、これは言っておきますが世界的な潮流になります。ヨーロッパだけじゃない。 出生地主義の亜種とでも言いましょうか。ともかく生まれた土地。生まれた国家に帰るべきだ。と、 そのような主義主張が世界中で蔓延するだろう。と私は予想している次第です。 なぜなら、そうしないと滅亡してしまう国家が続出するからです。 うん。このブログでも話題としましたが、なぜにイギリスのスナク首相が成立するのか。 それは、ひとえにイギリスと言う国家の国体が強固だからである。と、 そのように私は述べた事があります。 なるほど。確かに立憲君主国家としてのイギリス王室があればこそ。 また、その周囲をイギリス貴族社会が守っていればこそ。 イギリス首相がインド系イギリス人。有色人種になってもイギリス人は我慢出来た、わけですが。 これは、ハッキリ言いますが例外中の例外です^^; 世界中のあらゆる国家が、イギリスほど強固な国体を持っているわけじゃない。 むしろイギリスほど強固な国体を持っている国家は極めて少数です。 ・・・それこそ天皇陛下と御皇室が存在する私達日本くらいです。うん^^; 通常の国家であれば。他のヨーロッパ諸国であれば、絶対にスナク首相の存在は認められない。 特にフランスやドイツのように、首相や大統領が最高権威となる国家であれば尚更です。 まず間違いなく。全力で拒否する国民が出てくる事は避けられません。 そして、そんな未来を阻止するために移民排斥。難民排斥運動が起こる事は避けられないんです。 ・・・こう言ってはアレですけれど、フランス人ってプライド高いでしょう?^^; 物凄く自国の歴史や文化について誇りを持っていますし。 誇りとするほどに、実際にフランスの歴史と文化は非常に世界的にも認められているでしょう? そんな祖国の象徴がさ。万が一にも有色人種になっちゃった。となったらさ。 そんなものはフランスじゃないっ!・・・と言い出すフランス人は、相当に多いのではありませんか? もう一度言いますね。 ヨーロッパはお金の力で何とかしてきました。 今まで溜めこんだ貯金を切り崩す事でロシアにしろ難民にしろ。様々な問題を対処してきました。 ですが、もうそれが出来ないんです。 アメリカは世界の警察じゃ無いし、パクス・アメリカーナも消滅してしまった。 当然ながらグローバルスタンダードの経済至上主義も成立しない。 よって今までのように荒稼ぎをする事も出来ない。 ・・・ついでに言えば、電気自動車などSDGsでも失敗しちゃいましたでしょう?^^; 再生可能エネルギーとやらの大義名分を金科玉条のように掲げて。 それでグローバルスタンダード亡き後の、新しい利権構造を構築しようとしていたみたいですけど。 それらの全ても盛大に失敗しちゃいましたでしょう? 莫大な投資をしたのに、その全てがパーになっちゃいましたでしょう?^^; だからさ。今のヨーロッパには余裕が無いんです。 でっかい金庫があるぞ。と言ったところでさ。その中身はカラッポなんです。 ・・・カラッポだとバレてしまっているんです^^; たくさんお金を入れているぞっ!と言ってもさ。 いやいや、同じくたくさんお金が出て行っているぞ!と反論されて終わりでしょう?^^; であればこそ、ヨーロッパは選ばなければならないんです。 どっちを取るのか。 今のままウクライナに介入を続けてロシアとの対立を優先するのか。 それとも移民。難民問題への対処を優先するのか。 どっちを選ぶかによってヨーロッパの未来は大きく変わります。よくよく考えるべきでしょう。 ちなみに。 参考までに書いておきますと私の予想は・・・選べない。です^^; 十中八九。今のヨーロッパは選ぶ事が出来ないでしょう。 ・・・って言うか。統一した結論を出す事が出来ないでしょう。 ヨーロッパ諸国が個別に。独自の判断をして独自の行動をした挙句。 相互の不信と疑念が激増して、ヨーロッパ全土が燃え上がるだろう。・・・と私は予想しています。 うん。まっ。妥当だと思いますねぇ^^; だって、今ここで統一した結論を出せるのであればさ。 もっと早くにヨーロッパは正しい判断。正しい行動が出来ていたはず。 アラブの春を放置する事も無かったし、ウクライナ問題も早期に解決させていたはずだ。 これほどまでに事態を悪化させる理由がヨーロッパには無かったはずですからね。 ですので、私としては今まで出来なかったんだから、これから先も出来ない。 どんなに話し合っても何一つ結論を出せずに、バラバラになってヨーロッパが崩壊するだろう。と、 そんな感じが私が予想する今後のヨーロッパ情勢で御座います。 ・・・まっ。一応ながらも、これも参考までに書いておきますと^^; ここでの正しい判断は、今ここでロシアに頭を下げてウクライナから手を引いた上で。 ヨーロッパが一丸となって難民問題に対処する。・・・ですね。 まあ、先にも述べたようにフィンランドやバルト三国やポーランドなどはね。 このような方針に反発するかもしれませんが・・・黙れ。と言うべきです。うん^^; だって、今のままウクライナを支援したところで意味無いでしょう? 何があろうともロシアは引かない。 それに対してヨーロッパでは、ロシアほどウクライナの重要度が高くない。 もう既に今の時点で国家間で温度差は出ているでしょう? それを何とか誤魔化してきたみたいですけど・・・でも、それも限界でしょう? まっ。ちょっと考えれば誰でもわかる事なんですけれど。 今のままヨーロッパがロシアと対立していたら、後ろから移民。難民に襲われる。と、 ウクライナを守ろうとして自分達の祖国が守れませんでした。と、 そんな物凄い本末転倒な事が起こる・・・わけですからね^^; だから、どんなに反発を受けようと。ウクライナの人々から罵詈雑言を受けようともね 自らの祖国。自らの生存を。未来を守るためにも、今ここでは手を引くしか無いんです。 ・・・なぜならば。 ウクライナはNATOの。安全保障体制の外にある国家であるからです。 ん-。まあ、こう言ってはアレですけれど。 同じような事がさ。過去の歴史にもありましたでしょう?^^; なぜ第一次世界大戦では負けたのか。それをドイツ人が考えて、どんな結論を出しました? 背後にユダヤ人がいたからだ。ユダヤ人の陰謀があったからだ。・・・とかさ。 そんな物凄い陰謀論が平然とまかり通ったのではありませんか? それと同じです。 問題が起こったら、その責任は自分達以外の別の誰かに求めるのが普通と言うか。 まあ、人情って奴でしょうよ。誰もが責任なんて背負いたくないですからねぇ^^; でまあ、そうなったら責任は上から下に落ちてくる。弱い人間に押し付けられる。 今のヨーロッパで一番弱いのは・・・難民だ。 にっちもさっちもダメで、どーにもならなくなった場合。 その責任をヨーロッパの多くの人々は移民。難民に押し付けようとするでしょうし。 この動きの厄介なところは・・・それが間違いだとも言い切れないところにあります。 移民は・・・我慢するにしても。難民がいなければ、難民が負担になっていなければ。 そうすれば自分達の生活は今よりも豊かだった。今よりも余裕があった。 余裕をもってロシアと対峙出来たし、ウクライナを守る事だって出来た。・・・ってね。 そのようにヨーロッパの誰もが考えて、誰もが難民を敵視しようとするでしょう。 しつこいようですが、大事な事なので何度も言いますよ? 今までのヨーロッパはお金の力で何とかしてきたんです。ゴリ押ししてきたんです。 無理やり問題が悪化しないように、表面化しないようにしてきた。それだけだったんです。 ・・・いやまあ、よく頑張ったと思います^^; 私個人の予想ではさ。もっと早くに移民排斥。難民排斥の動きが起こるだろう。と、 そんな風に予想していたので今の今まで。ギリギリまでヨーロッパはよく我慢したと思います。 まっ。日本の緊縮増税も大概でしたが、ヨーロッパの難民政策も大概でしたよね^^; どっちも場合でも物事には限度と言うものがある。 誰も幸福になる事が無い破滅の論理を、よくぞまあねぇ。ここまでやってきたもんです^^; 緊縮増税でも難民政策でも、どっちの場合でも利益を貪っていた連中は恥を知るべきでしょう。 でまあ、そんな限度を超えているわけですから続けられるわけが無い。 どちらであろうとも終わらせるべきだし、終わらせる事こそが道理で御座います。 そして、終わらせるためにも・・・ウクライナからは手を引くべきです。 そうしないとヨーロッパの人々と移民。難民が全面衝突する事になりますし。 その激突はヨーロッパを破滅させます。・・・まさにアルマゲドンです。 いやまあ、まだアルマゲドンほどじゃないかな^^; ん-。それでもヨハネ黙示録の序章・・・中盤くらいにはなるでしょうか。 ヨーロッパの全ての人々は今まで現実を無視してきたツケ。 安全保障を無視してきたツケを支払う事になるでしょうねぇ。きっと。 とまあ、今回はここまでにしておきましょうか。いやはや^^; それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月02日 07時48分39秒
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