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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:EL91 三結ロフチン シングルアンプ
いわゆるハラワタですね。
この写真では、負帰還抵抗は付けてません。 細かい作業が多くしんどかったですが、無事に完成して音が出た時の喜びは、何台アンプを製作しても変わりませんね。 負帰還を掛けていない、1日バーンインした状態での音です。 高音は瑞々しく、パッヘルベルのカノンやバッハの無伴奏パルティータなどは神々しく、綺麗な音のするOUT-41-357の特徴がよく出ています。 ショパンのバラード集では、左手が弱く感じました。 低音があまり出ていない?? f特を測定したら45~55kHz(-3dB、0.125W、8Ω)と、低域の落ち込みが早いです。 EL91 三結の内部抵抗は、この動作点では5kΩほどでOPTの1次インピーダンスが7k、それにごく軽いPG帰還ですから低域のレスポンスが悪いのも頷けます。 加えて、OUT-41-357の1次インダクタンスは、それほど大きくないようですね。 そこで、PG帰還をもっと多めに掛けてみる事にしました。 EL91の内部抵抗が下がり、低域寄りになります。 裸利得は6倍ほどあるので、NFBに振り向ける余裕はまだ十分にあります。 この段階で、致命的ミスにはまだ気付いてません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 17, 2013 12:09:22 PM
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