納豆かき揚げ&蕎麦
血液サラサラ効果が謳われる玉葱と納豆のかき揚げです我が家の主人が脳梗塞で倒れたのが3年前。現在は、不摂生に復帰するほど元気ですが、脳の中には動脈瘤という爆弾を抱えています。(本人は自覚に乏しいのですが)ここで、納豆について、少しご説明します。納豆といえば「ナットキナーゼ」という成分が有名ですが、実はナットキナーゼに血液をサラサラにする力があるのではなく、納豆に含まれる様々な成分の拮抗によって、血液の濃度のバランスが保たれるのだそうです。葉酸やビタミンK、プロウロキナーゼなどの酵素たちが、それぞれの力を出しあって、血液の凝固と溶解のバランスを巧みにとっているのです。もちろん、ナットキナーゼにも血管内の皮細胞保護と修復などの優れたパワーが備わっています。本来は、グルグルかき混ぜて、ネバネバにして、鰹節とネギをトッピングして、そのままパクパク食べることが多いのですが、それもいつもでは飽きてしまいます。そこで考えたのがこの料理です。「納豆かき揚げ」は火と通してしまうので、ナットキナーゼは大分、減ってしまいますが、葉酸やピタミンK、血圧降下作用のあるニコチアナミンなどの成分は損なわれないということですので、そこにシソやミョウガや玉葱を加えて食べれば、それはそれは凄い仕事をしてくれるのじゃないか?と、大いに期待しています作り方は至って簡単。グルグルしつこく掻き混ぜた納豆に玉葱、シソ、ミョウガのみじん切りと小麦粉と少量の水を加え、混ぜ合わせて、さっと揚げるだけ。天つゆにつけると、サクサク感がなくなるので、そのままいただくか、お好みで具に塩を少々足してください。醤油を入れてみたことがありますが、黒く揚がってしまい、おいしそうでなくなってしまうので、醤油味のお好きな方は後で、醤油をつけることをオススメしますお蕎麦にも、ご飯にも、おやつにも最適ですよ