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カテゴリ:がん・病気
乳がん・子宮がんと、女性特有のがんには、告知後に最大の難関が待ち受けている。 女性に生まれたからには、誰だって恋愛をしたい。結婚もして、子どもだって産みたい。でも、私のように若年でがんになった殆どの人は、それをあきらめることが多い。 私の場合は、告知、手術、抗がん剤治療を受けた後に、当時付き合っていた彼と結婚した。治療の合間をうまくぬって、子どもにも恵まれた。でも、 世の中は、そういう人ばかりではないということが徐々に分かってきたのは、告知後間もなくのことだった。私は、それに関しては、ツイていた。そうとしか、思えない。 ある人は、がんと告知された直後に男性側から婚約解消された。またある人は、告知の後にご主人から全く協力を得られずに離婚。本当に苦しい思いをした人だっている。恋愛・結婚問題ばかりではない。女性側の立場にたって書いているが、逆もまた然り。男女に関係なく、がんになったというだけで、女性から逃げられたり、職場からのひどい仕打ちや、解雇される人だってたくさんいる。 そもそもがんという言葉自体が、差別用語としてまかり通ることもある。「あいつは会社のがんだ」とか。 がんになっただけでも苦しいのに、がんと言う病気は、なった後の方が苦しいことが多いんだな。 でも、もし、旦那が先にがんになっていたとしたら?一緒に乗り越えて、支えて、結婚できただろうか。私に、そんな大仕事ができたかどうか、わからない。旦那には、改めて感謝しなければいけない。旦那に言わせれば、感謝の気持ちを行動にはあんまり移してないらしいけどね・・・^^; そもそも、がんが理由で相手を突き放す人とは、人生を一緒に乗り越えていくことなんてできないと思う。がんは一例であって、人生には、他にも多くの困難が待ち受けているからだ。それに、がんを一緒に乗り越えてきたからこそ、今までやってこれた。がん様様なのである。 がんになったくらいで突き放すようなオトコは、その人の何を見ているのだろうかと思う。「そんな人はこっちから願い下げ」そのくらいの勢いで、辛い思いをしてきたがん患者さんには、ぜひとも乗り越えて欲しいと思う。 そして、恐れずに恋をして欲しい。受け止めてくれる人は、必ずいるはずだから。 何をするにも、あきらめたらそこでおしまい。 夢を現実に変えていくのは、自分の思いと行動しかないから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.14 09:59:36
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