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カテゴリ:がん・病気
昨日、病院で、主治医と比較的ゆっくりお話することができました。
以前の病院では、到底考えられなかったことです。 私の最初の主治医は、例えて言うならば、財前先生のような人でした。 【中古DVD】白い巨塔 1/TVドラマ 白い巨塔(第1巻) お忙しいのは、十分に理解できるのですが・・・ 脳転移している患者さんを、怒鳴るような人でした。 看護士も周りの医師も、その先生に気を遣い、患者はみんなビクビクしていました。 たまに、勇敢な患者さんがくってかかっていましたが。 小心者の私は、びくびくびくびく。 典型的な、2時間待ちの2分診療でしたから、 2分の間に聞けることを全て聞くように、病院に行く前夜からドキドキしながら、 聞くことをリストアップし、万全の体勢で病院に出かけていました。 なので、診療の時間は、「こんなこと聞いたら、叱られるだろうか・・・」とか、そんなことを思いながらドキドキ。 案の定、毎回ではないにしろ、「聞きたいことがあるんですが・・・」と、おずおずと尋ねると、 「手短にね!」とか、「なに?早くして!」とすぱっと返され、それで、また、どきどきどきどき。 今振り返ったら、病院に行くたびに極度に緊張していましたので、心と身体にえらく負担をかけていたことになります。 今は、本当に、良い先生に恵まれています。 待ち合い室では、好きな本を読んだり、お手紙を書いたり、お茶を飲んだり・・・と、 リラックスして待っています。 待ち時間は、以前の病院とそう変わらず長いのですが、リラックスして待てる分、気分は楽です。 しかも、診察では、聞きたいことをゆっくりじっくり聞いてくれますし、阿呆みたいな質問にも、丁寧に答えてくださいます。 もう、それだけで、私にとっては、天国みたいです。 昨日は、そんな主治医とゆっくりお話ができました。 食事療法の話なんかも、ちょっとしたりして。 様々な話の中で、主治医が、 わたしだって、「抗がん剤を打つ前には、薬に手を合わせて、『効きますように~~~』と願うんですよ」と。 こんな先生もいらっしゃるんだ、と、感激しましたし、 最初の告知の時から、こんな先生に出会えていたら、私のその後の西洋医学に対する考えは、随分違っていたんだろうな・・・と、改めて思ったりりました。 この病院に勤めていらっしゃる先生方は、みなさん、そうなんだろうか・・・そうであって欲しいな。 今の財前先生のような先生も、いるのかもしれませんが・・・ 殺人的に忙しいのは、見ていて十分にわかります。 私のような、ナマケモノは、お一人としていらっしゃいません。 どうか、お体、ご自愛くださいませ。 医師である前に、人間である先生方を、一患者として、誇りに思った瞬間でした。 それから・・・ 「六本松さん、元気になって、良い方向に向かっていますが、何かいいことしてますか?」と聞かれました。 何かいいこと・・・? 顔に「なんかちょーだい」と書いてあるから、いろんな物を、人からもらえること?でしょうか?(違うだろ) どなたさまも、下のボタンをうっかりクリック ぽちっとな→人気ブログランキングへいつも応援ありがとうございます^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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