歴史的事件を背負っている人たち
先日から原爆記念日 日航墜落事件 など過去のできごとの記念日にまつわる いろいろな特集が報道されていたそんな中で「私たちにとっては 毎日が8月12日なんです」とコメントしている人がTVに映っていた過去のできごと というのは とても失礼な言い方で(スミマセン 失礼な書き方をしました)当事者にとっては いつまでたっても 過去ではないんだなというのを感じたのだけど先日も肌でそれを知るできごとがあったお仕事の依頼を受けてたちよった某企業お電話の日本語もたどたどしいかんじで人材確保難の折、外国人雇用者がいるのかな??と思いながら訪問したしばらくお話をしていると社長も奥さんも いかにも外国なまりの日本語で失礼かと思いながらも 海外からいらしたのですか? と聞いてみたそうしたら中国残留孤児のご子息たちだった10数年前に 日本に来たものの言葉もしゃべれず 就職の斡旋もなく 当然まともな就職もできず早朝の新聞配達から夜の飲食店の皿洗いまでパートやバイトで食いつなぎまともな起業も難しく、赤字の会社を買い取って やっとはじめた事業やっとすこし明かりが見えてきたそんな人にも日本の法規制が重くのしかかるご苦労は計り知れなかったことだろうなぁ・・・エレベータもない5階の部屋で 暑さで汗を流しながらふつうの4・5倍の時間をかけ 一言一言確認し、じっくり指導をしながらもがんばれーー!!! とおもわず心の中でエールを送っていた報道者は時事的なトピックがないとよほどの大事件でなければ報道しないし僕たちは報道されていないことは忘れてしまうでも忘れ去られたような事件でも当事者にとっては 今なお続く問題もいっぱいあってそういった負の資産に大きく生活が影響されているのが現実それでも 一生懸命がんばっている人たちがいてそんな人たちのがんばりを少しでも応援できるようなそんなことができればいいなって思った次第です