首周りが邪魔で仕方ないみたいですが、
眼の下を拭いてやると、血の滲んだ目やにが出ているので
可哀想だけれど、明日ぐらいまでは今のままにしておきます。
散歩もこれをつけて歩いているので、かなり目に付くようです。
何だろうという感じで振り返る人もいます。
そんな、散歩の帰り道で、
80代と見られる方が、「スパニエルだ」と
通りの向こう側から声をかけてくださいました。
「こっちへおいで」というのを断るのも失礼かと近くに寄っていきました。
「すぐには人になれないので・・・・」と断って・・・・
すると、
「私は、前に、スパニエルを2匹も飼っていて、子供も産ませたんだよ」
と話しかけてくださいました。
「毛が長いで、大変でしょう。私は自分で刈っとったよ。
もらわれた家に行って、そこの子も一緒に刈ったって、
子ども産むとき手伝いにも行ったったよ」
と、懐かしそうに話されます。
「2回ほど、後ろ姿見たで、今度見かけたら、声かけようと思っとったの」
と言って、りょうを撫でてくれます。
かわいいねえ、かわいいねえと連発しながら・・・
話は尽きないようで次々出てきます。
同じ色で、大きさもほぼ同じくらいだったようです。
「スパニエルが好きで」という言葉を何度も言われました。
家のすぐ近くで、そんな風に声をかけられ、
なんだか、いい気分で散歩を終えることができました。
カラーが取れたら、りょうも落ち着いて、もう少し側へ寄っていくことでしょう。
また、散歩の帰りに会えるのを楽しみにしています。