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カテゴリ:特別企画
PCが死んではや5日。 もうね、あきらめた。 おれあきらめた。 死んだ子のトシ数えても始まらないってよく言うけど、 死んだPCのこと考えてもしょうがないもんね。 いま専門業者さんに頼んで、データだけでも救出できるか挑戦してもらってるけど、 それも何パーセント拾えるか分からないわけですよ。 仮に30%とか救えたとして、それが全部システムファイルだったりしたら、 なんだか余計悲しい気もしますし。 というわけで、データレスキューから連絡あるまでPCのことは忘れる。 やっと昨日、日本の偉い人を説得して新しいパソコンもらえることになったしな。 経費節減が合言葉みたいになってる昨今ですから、 まあ新しいパソコンひとつもらうにしても大変だったわけですよ。 やれHDDだけ交換しろだの言われましてね。 でもぶっちゃけHDD交換なんかしたら余計大変なんですよ。 ソフトのライセンスの問題もありますしね。 本体は日本から持ってきてますから、OSのライセンスは当然日本ですよ。 でもこっち来てから色々とアプリケーションも追加してますし、 それらのライセンスは中国になるわけでね。 で、HDDだけ交換しちゃったら、じゃあOSはどうするのよと。 こっちで買うと、当然Windowsだって中国語版ですからね。 使えねえっちゅうの。 あげく、いまXPなんか売ってませんからVistaですよ。 社内では今のところVista禁止ですからね。 まだ社内のいろいろが対応してないらしい。 。。。って書いてたら業者さんから電話が。 データレスキュー成功! ほとんど全部のデータが救出できますってよオイ!! 奇跡です。 まさにミラコー。 いやあ、まだ興奮が冷めないんですけど、 今回僕のPCのHDDは物理的にイカレちゃってたらしいんですよ。 熱でヘッド溶けてたとか、そういう話ね。 したがって、HDDを取り出してUSBとかで吸い取るという案は却下に。 今回彼らがやってくれたのは、PCからHDDを取り出し、 さらにHDDを分解してディスクだけを取り出すという超アラワザ。 HDDの中には2枚のディスクと4つのヘッドがあるわけですけど、 これらの部品はものすごーくゴミとかホコリに弱いんです。 無論、衝撃や傷にも弱いんですけど、だからこの作業はクラス1000レベルの クリーンルーム内でやらなきゃいけないんですよ。 日本でも引き受けてくれる業者がほとんど無いという難易度の高い作業なんです。 それを上海でやってのけた。 しかも大成功。 いやあ、驚きました。 ほとんど諦めてただけに、喜びもひとしおです。 書き上げて提出寸前だったレポート類。 3年ぶんの送受信メール。 10GB近い仕事の資料。 ブログ用のネタ帳。 そして、秘蔵萌え萌え画像集。。。 それらが再び我が手中に!! しかもパソコンまで新品に!! なんだオイ、むしろオイシイんじゃねえか、この状況。 ・・・まあ、当然そんな甘くないんですけどね。 実際返却されてくるデータはDVD-ROMに焼いてくれるらしいんですけど、 DVD-ROM自体が4.7GBじゃないですか。 そうすると、今回のデータ量が40GBとして8枚とか9枚来ますよね? さらにそのデータがどういう形で入ってるかは分からないわけです。 最悪の場合、すべての階層が消滅して、ファイル単位になってたらどうするよ。 システムファイルまで分割されてたら、100万ファイル以上になりますからね。 そこから拡張子で検索かけて分類。 さらにフォルダをこさえて分類。 きっと1ヶ月ぐらいかかる。 まあでも、助けてもらえただけ感謝しないといけません。 会社のPCに詳しい人も、もう諦めなさいとか優しい眼で言ってたぐらいです。 自分で部品買ってきてパソコン作っちゃう人がそう言ってたんです。 そういう状況から、見事データが救出されたわけですから喜ぶべきだ。 いやむしろ狂喜乱舞がふさわしい。 そうだよ、服とか着てる場合じゃない。 正装(全裸)で浴びるほど酒を飲んで大喜びすべきところだ。 ちなみに今回のデータレスキューにかかった費用。 7110元 (12万円ぐらい) プ、、、プライスレスだよ、うん。 データは金には代えられない、よ、うん。 幸いにも今日は飲み会が予定されています。 大暴れしてやる。 ここむ あ、次回からいつも通りのWLC上海に戻ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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