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しゃみ・ぺけぺん@ Re:【プレイ日記】ヴェルサイユ1919会(11/10) 名前忘れてたやつ、わかりました! 「How …
2011.09.17
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カテゴリ:ボードゲーム

 毎年9月の連休を利用して安曇野市で別荘を借り、大学のサークルOBが集まって二泊三日でボドゲ三昧の日々を過ごすのだが、今年もそれに参加してきた。

 集合時間まで余裕があったので、いっちょ老害として現役生に何か説教かましてやるかとサークル棟に行ってみたが、幸か不幸か誰もいなかった。よく考えたら大学は9月いっぱい休みだったな。無限に時間があるように思えた、あの頃をしばし懐かしんだ。

サークルのゲーム1
 部屋の壁面いっぱいに積み上げられたゲーム群。これでも私の在学中よりは段違いに片付いてるw

サークルのゲーム2
 今では入手困難なお宝カードゲームの山。痛みが激しいから売っても値はつかないが、プレイには支障ない。ダイナマイトナース2セット、ニュークリアー・ウォーとニュークリアー・エスカレーションが2セットずつとかw

サークルのゲーム3
 この頃の翔企画(とホビージャパン)は輝いてた。


 集合時間を30分ほど過ぎたあたりで人も集まってきたので、手分けして食料、酒、飲料を買い込みつつ現地に移動。到着したら道路脇に猿が何頭もいてびびったw 写真撮ろうとしてカメラ向けたら逃げてった。残念。

 毎年のことなので部屋割りも暗黙の了解で決まっており、各自いつもの場所に寝床を確保。早速ボードを広げて遊びはじめる面々。それをぼーっと眺めているうちに、なぜかわけもなく脳内幸せ麻薬が過剰分泌され、「もうずっとこのまま見てるだけでいいや」という気分に。あとから後悔するに決まってるのになw

 まあ実際に見てるだけというわけにもいかないので、あぶれたメンツを集めてゲーム開始。まずは「ダンジョンクエスト」
ダンジョンクエスト

 ちょっと他に似たゲームを思いつかない、オンリーワンなゲーム。ドラゴンの財宝をかすめ取って脱出するのが目的だが、罠にかかって死に、モンスターと戦って死に、ドラゴンに火を吹かれて死に、時間内に脱出できなくて死ぬ。とにかく死ぬw 基本ソロゲー、負け抜け(死に抜け)、全滅ありとアメゲーテイスト満載のゲーム。そういうの好きならお勧め、駄目なら全然駄目の二択w
 この日は新版で最強キャラと言われるリンデルを担当(能力値が平均的で、ダイスロールに失敗しても1個振り直せる)。他の2人は戦闘バカのクルーズベックと栄光のヒューゴ。クルーズベックがボトムレスピットに落ち、ヒューゴが日暮れに間に合わずダンジョン内に取り残されたのを尻目に、比較的楽に財宝を拾って脱出成功(↑写真)。回転部屋を3回も引いてどうなるかと思ったが、運がよかった(そうでないと脱出できないけどなw)。しかし死なないとつまらんなーw


「Dr.ラッキーを殺せ」
ドクターラッキーを殺せ

 カードを引いたり、移動したり、ドクターラッキーを移動させたりしながら、うろうろするドクターラッキーを誰も見てない(他プレイヤーから視線が通っていない)状況でぶち殺すゲーム。他プレイヤーは失敗カードを出すことで妨害できるが、武器カードを出されたら、より多くの失敗カードを出さなきゃならない。

 アメゲー第二弾。これも他にないテーマ。複雑になりがちな視線ルールが分かりやすいのはいい。
 ドクターラッキーと同じ部屋にいるプレイヤーに手番が飛んで回ってくるので、ドクターラッキーの移動先(各部屋を番号順に移動する)に先回りしてると連続して手番が回ってくる。このドクターラッキートレインを利用して手札を増やし、素手で殴って他プレイヤーのカードを削り、最後にズバピタ凶器(殺害現場と凶器がマッチすると威力が上がる)でぶち殺すのがセオリーか。

 失敗カードは使われるとゲームから除外されるし、殺害失敗したプレイヤーはトークンを受け取り、次の殺害が成功しやすくなるので、収束するように作られてる。まあよくできてはいるが、すごい面白いってことはないかなあ。普通。
 2階のバルコニーからのロープによる吊るし殺しが失敗したあと、入り口ホール入ったところで猿の手による殺害が決まって負け。まあ猿の手じゃあ仕方ないなw


「Dr.ラッキーを救え」
ドクターラッキーを救え

 続いてこれ……なんでアメゲーばっかやってんだかw

 おおむね「殺せ」と一緒。今度は「ラッキー、お前を殺すのはこの俺だ」とハカイダーみたいなこと言ってるツンデレキャラになり、沈没する船上で死にそうなラッキーを“人が見てる前で”救うのが目的。いや、見てなくてもいいから救ってやれよw

 沈む船上を再現するため、4つに分かれたゲームボードが下の階層から順になくなっていくのは面白いアイディアだった。だけど簡略化のためか、殺害(このゲームでは救出)失敗時にトークンをもらえるルールがなくなったので、序盤に率先して救出する理由がほとんどなくなった(失敗カードの削りは他プレイヤーに任せてもいい)。どんどんボードが狭くなり、誰かの視線が通るようになるので収束性はより高くなったが、比較するなら「殺せ」の方が好み。まあどっちもたいしたことないアメゲーだけどw
 デッキCとDが沈んだあと、デッキBでの消火器による救出を阻止できずに負け。沈没船からどうやって消火器で救出したかは謎だw


 飯を食って風呂入ってぐてーっとしたあと、みんながぐてーっとしだしたので満を持して「テレストレーション」8人プレイ。

 今のところ、私が唯一高く評価するパーティーゲーム。プレイヤーが互いのことをよく知らないうちからでも遊べるのがいい。全員が結構な枚数の絵を描くので、「絵を描くのだけは勘弁してくれ」って人にとっても、自分が晒し者になってる感がかなり緩和されるから、他のお絵かきゲーよりは取っつきやすいんじゃないかと思う。
 しかしこのサークルは伝統的にガチゲーマーばかりなので、スケッチブックとペンを出した時点でうんざりした雰囲気が質量を伴って私に押し寄せるw だがそんなことは端から覚悟の上なので、知らん顔してインスト。一通り説明が終わったあと、複数の参加者が開口一番「で、勝利条件は?」……パーティーゲームだっつってんだろw
 得点方法の曖昧さにげんなりしたようだったが、それでもプレイ中は爆笑が続き、充分楽しんでくれたようだ。ゲーム終了後には「これはゲームじゃない」とかぶつぶつ言ってたけどなw パーティーゲームとヘビーゲームを分けて考える柔軟さがないと、お前ら長生きできんぞ!
 想像通りの楽しさだったので、今後もGW、夏冬のコミケ、そして合宿と、人が大勢集まるときには必ずプレイするようにしたい。

 以下は最後に回ったお題の1つ。ネタバレ回避のため、お題は伏せておく。最後の「だんらん」が伝わってるのがすごいw
テレストレーション


 初日はこんな感じ。2日目に続く。






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Last updated  2011.09.27 09:14:17
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