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2013.03.19
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カテゴリ:ボードゲーム

 4~10人と幅広い人数に対応している「レディース&ジェントルメン」が手に入ったので、6人以上になることも珍しくないビッグバントーナメントに久しぶりに(それだけを目的にしては、という意味で)参加。しかしこのゲーム、実際には4、6、8、10人ゲーだったので、開会時点で5人集まったこの日はプレイできず。奇数でもプレイできる選択ルールがあるんだけど、初回でそれはお勧めできないってルールにも書かれてるしね。まあそのうちプレイできればいいや。

 この日の詳しい様子はこちら↓
海長とオビ湾のカジノロワイヤル:ビッグバントーナメント第四十三夜~レジェンダリー散る

●レジェンダリー:マーベルデックビルディングゲーム
20130319レジェンダリー.jpg

 詳しくはこちら↓
ピコピコカルチャージャパン:第31回「『レジェンダリー:マーベルデッキビルディングゲーム』が登場!」

 一時期、雨後の筍のように発売された(そして今も発売され続けてる)デック構築ゲームの1つ。知ってる人に一言で説明すると、「ほぼアセンション」以上おしまいw さすがにまるパクりってことはなく、以下のような違いがある。

・「アセンション」では購入/攻撃できるカード列は1列だが、こちらは購入できるヒーローカード列と、攻撃できるヴィラン列の2列がある。
・ヴィラン列はカードが減っても減ってなくても毎ラウンド補充され、満タンの状態で補充された場合は1枚が押し出される。このヴィランは逃亡したことになり、場合によっては逃亡効果が発動する。また、ヴィランの中には列に追加されたときに発動する登場効果を持つものもいる。
・大ボスのマスターマインドカードの山が別に用意されてる。こいつを倒すのが目的。1人のマスターマインドに対応したカードが4枚くらいあり、それぞれ異なる能力を持つ。全部倒さないと駄目。強い。
・ヴィランデックの中にイベントカードみたいのがあって、これが出てくるとプレイヤーに不利なことが起こる。これが規定枚数出てくると全員敗北。それまでにマスターマインドを倒したら、一番得点稼いだプレイヤーの勝ち。

 こうやって書き出すと違うところも多いように見えるが、プレイしてみればやっぱり「ほぼアセンション」。ゆえに、駄目なところも引き継いでる。

 これは個人的な意見だが、デック構築系で「アクション数無制限」というのはシステム的につまらないと思う。あまり頭を使わず、手番が来たら手札をどーんとテーブル上に公開し、買えるだけのカードを買って、倒せるだけのヴィランを倒せばいいからだ。これは「アセンション」でも、国産デック構築ゲーのいくつかでも感じた。

 そしてこのゲームでは、さらに欠点が追加されてた。先に述べたヴィランの登場効果と逃走効果で、頻繁にプレイヤーの手札が失われるのだ。(捨て札になることもあれば廃棄されることもある)。ヴィランは各プレイヤーの手番開始時にどんどん追加されるので、たとえば4人プレイだと、必ず3人のヴィランが追加され、誰も倒さなければ3人のヴィランが逃走する。そのあいだに手札がどんどん削られることがあるわけだ。そうすると、手番開始時に手札がほとんどないなんてこともしょっちゅうある。もうパスするしかないw もちろんヴィランを倒せないので、また多くのヴィランが逃走して逃走効果が適用され……という悪循環。たまたま手札が残ったときにちまちまデックを強化し、なんとかコンスタントにヴィランを倒せるようになるまでは実にストレスフルだった。

 デック構築ゲーの祖にして傑作、「ドミニオン」にも手札を削ったり、お邪魔カードを入れたりするカードはある。民兵とか魔女とかね。これらはプレイヤーが意志を持って、自分の有利になると信じて使うわけだから、私は気にならない。でもそれでさえ嫌で、身内でやるときは使わないことにしてるという人たちもいるそうだ。ゲームが長時間化するのは確かだし、それも分からなくもない。これがゲームシステムにより、自動的に(そして頻繁に)食らうとなったらどうか。ボードゲームにおいて一番つまらないのは「何かできるタイミングで何もできない」ことだと思うのだが、まさにその状況を生み出すシステムなのだ。面白くなるわけがないw

 長い長い時間が過ぎ、ようやくゲームが終わったときにはほっとした。最後には全員がマスターマインドを倒せる火力を用意できるようになり、ぎりぎりで勝利したので、もしかしたらバランスが取れてるのかもしれない。しかしプレイ中のストレスを考えると、繰り返しやりたいとはとても思えないなあ。

 悪いとこばかり書き連ねるのも何なので弁護もしておくと、この日のプレイは悪条件が揃いすぎていた。マスターマインドの能力がゲームの長時間化を招くものだったし、プレイ人数5人というのも多すぎた。手番が来る前に登場効果と逃走効果をたくさん受けることになるからね。また、プレイ人数に応じたヴィランを選んだあとでヒーローを選ぶのだが、ここで適当に選んだのも間違いだった。ヴィラン能力には特定のヒーローカードを持ってれば防げるものも多く、ヒーローたちも同じグループに属する者同士でシナジーが発生することがあるので、ちゃんと考えて選ばないと駄目なのだ。たぶんこのゲームは、アメコミに詳しい人が「こいつらが今回の敵なら、戦うのは当然このヒーローだよな」って感じでヒーローデックを作るところから始まるんだろう。それができる人たちなら楽しく遊べるかもね。実際、この日もアメコミマニアのタナカマさん、オビ湾さん、タムラさんの3人は、ゲームはともかくカードを見るだけで大喜びしてたしw


●マスター・プラン
20130319マスター・プラン.JPG

 ここでカワカミさんが顔を出して6人になったが、「レディース&ジェントルメン」のインストしてプレイする時間はなかったので、簡単に始められるこれを。

 詳しくはこちら↓
海長とオビ湾のカジノロワイヤル:紹介:マスタープラン

 BGGの和訳ルールはこちら

 ちょっと時間が押し気味だったので、インストが雑になってしまい、後から後から説明し忘れてたルールを追加したり、途中でミスに気付いたりとぐだぐだプレイになってしまった。他の参加者には悪いことをしてしまったが、それでもこのゲームの面白さは充分堪能できた。

 何しろ莫大な賞金目当てでテレビのレースショーに出るようなヴィランたちである。ゴールまで安全な道を作ろうなんて誰も思ってない。カードをめくるたびに他プレイヤーを攻撃し、奈落の底に落下していくものが続出w 先行するプレイヤーがいると「ここは協力して道を延ばそうぜ」「OK」なんて会話も交わされるが、どこまで信用できるか分かったもんじゃないw

 負け抜けゲーなのだが、山札が1回尽きるまではスタート地点から復活できるので、待ち時間が長くて退屈するようなことはない。また、「復活したところで、先行プレイヤーから大きく離されてたら勝ち目ないだろ」といった心配も無用。一度表向きになったカードも道として使うことができるが、その特殊効果は発揮されない。つまり自分に悪い効果が起こるようなカードの上も通ることができる。さらに、表向きのカードに移動した場合、手番ごとに追加で1歩だけ余分に移動することができる。このルールによって、後手を踏んだプレイヤーもあっという間に追いつけるようになってるのだ。

 山札が1回尽きたあと、レーザーで打ち落とされたプレイヤーが1人また1人と脱落していく中、効果範囲外をひょいひょいと移動していったタムラさんがリーチ。何とかゴールを阻止するため、攻撃カードが残っていることに賭けて裏向きのカードに移動する他プレイヤーたちだったが、残念ながらカードを追加で引くものだったり、自爆するものだったりw そのまま逃げ切られて終了。

 大人数でやるほど、誰がどこに何をおいたか分からなくなって面白いだろう。短時間で終わってがっつり笑える、よくできたバカゲー。繰り返しプレイにも耐えそう。Level99gamesの「ミニゲーム・ライブラリー」はマジで当たりゲー多し。大喜利ゲーの「インフィニティ・ダンジョン」以外は買いよ。






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Last updated  2013.04.03 00:01:33
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