カテゴリ:和菓子
ふと和菓子の「最中(もなか)」ってなぜ最中と言うのだろう? 最中(もなか)って最中(さいちゅう)と同じ漢字で、 和菓子の中でも安定した人気を誇る最中。 もちろん、読み方はさいちゅうではなくもなかです。 最中の原型は、もち米の粉に水を入れてこねたものを蒸し、薄く延ばして円形に切りそろえたものを焼き、仕上げに砂糖をかけた、干菓子であるといわれているらしい。 これを使って餡を挟んだ菓子が江戸時代に考案されたが、その後も餡を挟む方法に改良が加えられ、明治期以降に現在の形の皮が完成した。 最中饅頭・・・??? もなかって省略されてたのかぁ~漢字が同じっていうのが紛らわしいね! 今は、最中と言えば、餡を種で挟んだものが主流になったと言われていまが~ 皮あってこそ、アイスを包んだお菓子をアイス最中というのもありますよね? アイス最中を食べてる最中に最中が唇についてアイスだけになって、 上手く口の中に入っても、 最中が上あごと舌にくっ付いて、 結局アイスだけになったり・・・ 薄い、パリパリした皮があってこその最中です。 最中の皮は、餅米の粉を練って蒸し、薄く延ばしたものですが、どのように作るのでしょうか。まず、餅米と水とを蒸して、搗いてお餅を作ります。 この搗きあがったお餅に、馬鈴薯でんぷんを振って薄く延ばします。細かく切って、型に入れ、焼くとできあがりです。皮は餡を挟むものですから、立体になっていなければなりません。皮を着色したり、別の材料を加えたりすることで、カラフルでバラエティに富んだ皮を作ることができるそうです。 ご家庭の場合、餅米ではなく、白玉粉とコーンスターチを使うと綺麗にできますよ? 最中皮(種)のサクッとした食感、鼻から抜ける香ばしさ、喉ごしの奥に感じられる ただ口が乾くのでお供にお茶やコーヒーは欠かせないですね。 最中の歴史は平安時代(794~)にまでさかのぼり、宮中の宴の席にて詠まれた 「 水の面に 照る月なみを かぞふれば 今宵ぞ秋の 最中なりける 」 という詩の中で登場しました。これは宮中で月見の宴の時に出された白い丸餅のお菓子を中秋の名月になぞらえて読まれたものです。もちろん、この時は単に言葉としての登場であって、このお菓子は現在の最中とは関係がありません。ただこの詩を参考にしてそれから1000年ほど経った江戸時代に、江戸吉原の煎餅屋・竹村伊勢が「最中の月」というお菓子を販売し始めました。 この時点では、竹村伊勢が作ったもなかというものは中に餡が入っているというものではなく、もち米を水でこねて伸ばした生地を満月のように丸く形どって焼き、そこに砂糖をつけるというようなものでした。まあ言っても竹村伊勢は煎餅屋ですからね。 本来の「最中」の意味からすれば、中秋の名月のことを指した「最中の月」のことなので、丸くない最中は本来の最中ではない、ということが言えなくもないです。ただ、時代とともに言葉の意味の捉え方が変わっていったのも事実です。 ちなみに 「最中の月」とはちょうど十五夜の満月のことです。 ダラダラと書いてしまった・・より I`m sorry・Please forgive me ・I love you ・Thsnk you ワクワク♪o(・ω・o)(o・ω・)oワクワク♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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