diary 4 S

先週震撼したニュースは
IBMが聯想集団にPC部門を売却したのが筆頭。聯想がチェックメイトしたのか、
IBMが大将（中国象棋の王将）に王手をかけたのか。
一方、Palm Source（米）は中国のChina Mobile Softを買収したという。
そして今週また電撃的なニュースが。
SonyとSamsungがCross-License Patents契約を結んだ。
ソニーの特許の94%がこの契約の対象になるらしい。
TFT液晶、OLEDはクロス・ライセンスの適用分野から除外されている。
ただし、LCDで両社は合弁することが決まっており、来年6月には初出荷が予定されている。

21世紀はこんなふうに巨人たちが国境を超えて共に手をたずさえて歩み
技術開発とセールスに勤しむようになってきているのだろうか。
IT分野の世界地図がますます見通せない。
FTA締結は交渉中、特許紛争は国と国の間で絶え間ない一方で
ソニーとサムソンがクロス・ライセンス契約を結んだから。
北風と太陽の寓話が思い浮かぶ。
真っ向対決するか寄り添うか。

大手通信社のこの記事には企業名の後に証券コードが記載されていた。
記事を見て株式購入を決める回路が用意されているかんじもする。

サムソンの新しい技術の携帯電話（TD-SCDMA=3Ｇネットワーク方式の専用通信チップ搭載）も気になる。

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