『覇王別姫 さらば、わが愛』を観て。
運命に身を投げた人々の生き方が凄絶。
以前はそう思わなかったけれど...
運命の渦が人にそう言わせた部分もあるのではないだろうか。
それは...人の心の弱さではなく
本心が没落してしまうこと。
本当はそんな気持ちではない(かもしれない)のに
運命のほうが強いから本心が埋没してしまう。
本心が運命に押しのけられて没落した忘我の状態かも...。
そして11年後に再会して
どんな思いの時を経たかは推し量るしかない。
最後に名前を呼ぶところ
「蝶衣!...小豆子...」
蝶衣と高く叫んで
1オクターブくらい低く小豆子と呟く。
そのふたつの名前の抑揚と感情の高低が
ただ名前を呼んでいるだけなのに
劇の終わり、時代の終焉といった感じで、
名前の響きのなかに時間と運命が渦巻いて
小さな旋律となっていつまでも余韻をのこす。
映画に登場する、
清朝がなくなっても清を信奉し続ける人たちは
漢民族ではないということなのだろうか。
以前TVで見た時のつらつらとした思い...
to be continued...!?
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