岡本太郎の韓国発見を読む。
伊丹潤が集めた韓国の家屋の写真をむかーし見たとき
曲がった梁や柱は貌のように息づきながら
全体と調和して家をつくっているのに驚いたことがあった。
桂離宮などとはまったく違う。
岡本太郎は韓国の家さえも
運命的という。
韓国のドラマを観て運命を愛する人たち、とギリシャ悲劇のような古典性も感じていたが...原始的な生きる力を感じさせる。
あるいは中世的、遊び(ノリ)のある民の姿。
ノラボセの趣にも岡本太郎は着目していた。
大阪の、感覚的な、
あるいは桃谷のオモニのお好み焼きのような、混ぜあげて
なぜか調和して完成している風情。
そんな韓国の姿を五感でembrace(抱きしめる)した文章は大地の土のよう。
百済最後の都、扶余を訪れた時ひとめぼれした
帽子をかぶった石仏(高麗時代)も岡本太郎は訪れている。写真がのこっていた。
to be continued...!?
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