|
テーマ:韓国!(17263)
カテゴリ:映画
SSFF&ASIA/ショートショート フィルム フェスティバル2011では
3Dフィルム・プログラムも観賞。 3Dは 2010年の『アバター/AVATAR』が基準になってしまっていて 『アリス』の3Dは2.5Dに見える、 Peep Show Pop Up Boxのよう、と若干気に入らなかったけれど... 短編の3D作品ははたして...!?(≧ω≦*) まずは韓国系アメリカ人Joonki Parkの作品Friday Night Tights。 3DCGアニメーション。 ルームメイトのザックが 「金曜の夜だし出かけようぜっ」という誘いを断るジュンキ(Joonki)。 「えーーっと、明日の朝早くサッカーがあるんだよね」 「おめーサッカーなんてしねーだろっ、スポーツできねーだろ!」 と怪しむザックをようやく追い出しほくそ笑むジュンキ。 「これで心置きなく金曜の夜にバレエを踊れるっ♪」 そう、 ジュンキの趣味はバレエ。 金曜の夜はタイツをはいてバレエを踊るのが至福の時間。 男子バレエといえば 韓国映画『バレエ教習所(僕らのバレエ教室)』を思い出したりもする...(^m^) アメリカで男子バレエは流行っているのかしら。 健康を意識してバレエをする、バレエ系男子はいそう。 もしかして 昨年SSFFで観たThe Queenと共通の香りを持つのかどうか... ミュージカル仕立てで オチまで音楽にのって楽しめる作り。 Joonki Parkがマルチに監督、脚本、作曲、声、歌も手がけた限りなく事実に近いリアル・ストーリー。 ちなみに 昨年観たThe Queenは 勉強の合間に両親が経営するクリーニング店の店番をする高校生、 韓国系アメリカ人のボビーが主人公。 閉店後も勉強を続けていると ひとりの女子(Prom Queen)が 「あけて、開けて!」と店の戸をたたき続ける。 週末のプロム/Prom(高校卒業祝いのダンスパーティー)に着て行くドレスを すぐになんとかしてほしいと。 もう閉店だから、とあくまで女子には冷たいボビー。 しかし、女子の後ろからその彼氏が姿を現すと ボビーの心はときめく... 自分がピンクのドレスを着て彼と踊る妄想飛び出し クリーニング品の中央で踊りだす映像は 青春ドラマっぽく (裏「ビバリーヒルズ高校白書」っぽく) 乙女の夢が表現された作品。 アメリカでは Provincetown Film FestivalのGay Shortsなどで好評を博していたそう。 Friday Night Tightsを観て 昨年のThe Queenもちょっと思い出していた。 アメリカで 韓国系移民がまず始める仕事としてはクリーニング店が有名だった。 特にニューヨークでは 古い賃貸住宅では洗濯機を置くことができないことが多いので 洗濯やさんの需要が高く、クリーニング店が多い。 西海岸ではスーパー(シューポー)なども。 これら映画ふたつは 短編でもあるし 移民のバックグラウンドなどや 内面には深く触れていないけれど... 韓国系の書いた小説では スキ・キム「通訳/インタープリター/Interpreter」も移民の気持ちを知るのに参考になる。 あるいはアメリカの多様な民族、移民が織りなす チャンネ・リー/Chang-rae Lee「空高く/Aloft」など。 在米韓国人の登場するアメリカ映画。 『ラスベガスをぶっつぶせ/21』 『俺たちフィギュアスケーター/Blades of Glory』 Stereotypeな、 アメリカ人から観たアジア人像として Harold & Kumar(日本未公開)も観てみたい。 もうひとつ韓国の3D作品は カン・ジファン、キム・ハヌル主演『七級公務員』のシン・テラ/Shin Terra監督の 『27年後/27 years later』。 こちらは実写。 ドクター・シムは一回だけ使えるタイムマシーンを発明。 ロトの当選番号を入念にチェック、 一年前に戻り大もうけをたくらむが あやしい男の出現で 27年も過去にもどってしまった! しかも タイムマシーンの位置情報もずれてしまい 元いた場所から遠く離れた 北朝鮮の炭鉱に飛ぶことになってしまった、 というブラックユーモアのあるコメディ。 脱北、 南北分断の思いも心の底に湛えて... ちょっと社会派!?な感じもする。 韓国以外の作品は... ジュリー・ドパルデュー(ジェラール・ドパルデューの娘)が主演した Shootingは メディア・ミックス感が楽しい。 コラージュのような 映画へのオマージュのような(だじゃれではありません)。 35mmフィルムにホログラムやコンピューター・イメージを 初めてヨーロッパで駆使したというJerome Diamant-Bergerが監督。 その他の国の3D作品についてはto be continued... 3Dが効果的に 作品の魅力を増している場合もあったけれど なぜ3Dにするのか、 その理由があいまいに感じられる作品もあった。 上映後の監督の話では あるカメラの機種では(監督がぽろっと話したのでどこのメーカーかわかってしまった) 3D撮影にまだ限界があるとのこと。 そのカメラをつかって撮影すると 被写体によっては3Dにならないらしい。 3D映画は まだまだこれから、技術的にも発展していく過渡期なのかもしれないけれど だからこそ 今なぜ3Dで撮るのか、そこまでして表現したいテーマなのか 3Dで魅力をアップできるのか 考えた上での3Dだともっとうれしい、と思った。 全州国際映画祭では2本の3D映画。 ひとつはコロンビア初の3Dアニメ。 子どもたちへのインタビューをもとに 子どもたちの絵をつかったドキュメンタリー形式で内戦を描く。 Little Voices/Pequenas voces、Asian Premiere。 もうひとつは フィリピン初の長編3DCG。 韓国のオンラインゲーム、ラグナロクオンライン/Ragnarok Online(RO)に インスピレーションを受けてつくられたそう。 RPG METANOIA、International Premiere。 2011年、3D Visions展。 デザインの世界で 2007年、2D→3D 2008年、iEXPOでDigital Cinemaと3Dやデジサイについて SSFF&ASIA/ショートショート フィルム フェスティバル&アジアまとめ Anifest 韓国短編アニメ to be continued...!? buzz KOREA Click... にほんブログ村 韓国映画 にほんブログ村 映画 にほんブログ村 映画評論・レビュー にほんブログ村 韓国情報 にほんブログ村 K-POP にほんブログ村 Copyright 2003-2024 Dalnara, confuoco. All rights reserved. 本ブログ、サイトの全部或いは一部を引用、言及する際は 著作権法に基づき出典(ブログ名とURL)を明記してください。 無断で本ブログ、サイトの全部あるいは一部、 表現や 情報、意見、 解釈、考察 ロジックや発想(アイデア)・ 視点(着眼点)、 写真・画像等も コピー・利用・流用することは禁止します。 剽窃厳禁。 悪質なキュレーション Curation 型剽窃、 つまみ食い剽窃もお断り。 複製のみならず、 切り刻んで翻案等も著作権侵害です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 19, 2023 10:13:43 PM
[映画] カテゴリの最新記事
|
|