長らく書きそびれ...
そして書き時になった!?
グラフィックデザインの「アルゴリズム」を明らかにする試み。
それはグラフィックデザインのプロセスであり
死角であり...
ゆえに
オリンピック・エンブレム問題においても
説明されず
透明性を得ることも可視化されることもなく...
だったのか...
解析的アプローチに興味津々。
メディア芸術祭2013で観た
QuayolaのStrata #4は
ルーベンスとヴァン・ダイクによる壮麗な教会絵画の色彩等が
解体、分析され比率化されていた。
最近も
ゴッホやピカソのように絵を描く人工知能 AI を独研究者らが開発
というニュースが。
論文は
A Neural Algorithm of Artistic Style
by Leon A. Gatys, Alexander S. Ecker, Matthias Bethge
さて、
ライゾマティクス グラフィックデザインの死角
Rhizomatics: The Blind Spot of Graphic Design展は
田中一光、永井一正、横尾忠則、福田繁雄のポスター作品を
配色~色彩の鼓動~
構成~画面の骨格~
感性~意匠の心~
三つの要素で解析。
配色については
「デザイナーごとの代表的な色づかい」
↑ ピクセルごとに取得したRBG値をLab色空間に変換、クラスタリング
「色の組み合わせ」
を解析、すべて均等な配色を行う横尾忠則の特性も
データビジュアリゼ―ションで提示されると首肯する...
構成については
人が視線を向ける・注視する特徴・領域を定量化する技術
サリエンシーマップ Saliency Map と
抽出したテキストレイアウトの二段階を
深度や歪み、明暗で映像化。
人が視線を向ける、「顕著」な部分に
テキストをレイアウトする傾向のデザイナーもいれば
あえて顕著な部分を避けレイアウトするデザイナーも。
鑑賞者の視線・視点と
デザイナーが分散させようとする視線・視点の動線にも
興味がわいてくる。
解析された配色、構成、感性から浮かび上がった
データとコンセプトを用いれば
そのデザイナーらしさをも再現する、最適な表現がアウトプットされる...
デザインもAIに研究し尽くされ、再生産されそうな予感も。
(写真の撮影は許可されています)
buzz KOREA
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