忘れられた被爆者たちの原爆映画『ひろしま』。
日本は敗戦後、1945年9月2日の降伏調印式の日から
サンフランシスコ講和条約が発効する1952年4月28日まで
約6年8カ月米国の占領下に。
映画『ひろしま』は日本が主権回復していた1953年、
一般市民8万8,000人が出演し
貧困や差別に悩まされた現実を被爆者たちが自ら演じていた。
月岡夢路主演、関川秀雄監督。
しかし、日本では大手映画会社から上映が拒否もされていたそう。
ETV特集『忘れられた“ひろしま”~8万8千人が演じた“あの日”~』等によれば、
映画『ひろしま』の中の以下の一節が影響し上映拒否になったらしい。
“ヒロシマとナガサキでは結局のところ、
20何万かの非武装の、
しかも何らの罪もない日本人が、
あっさりと新兵器の「モルモット実験」に使われてしまったのだ、と。”
一方、映画の中では
「原爆に甘えていると言って笑うんだ」と
日本人に差別され排除される被爆者たち、
子どもたちの悲痛な叫びが響く。
被爆者らの手記を元にし、
被爆者含む市民が多く出演した映画は
当時をドキュメントした貴重な記録であり
戦後たった8年でもう被爆者たちを差別し排除し苦しめる日本の姿が
ヘイトスピーチや弱者攻撃溢れる現在とも地続きで暗澹たる思いも。
参考:
https://www3.nhk.or.jp/news/special/senseki/article_19.html
to be continued...!?
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