真冬の筋肉パンパン見仏記4 近江八幡 長命寺への本当の理由
1月9日滋賀高月・向源寺→滋賀近江八幡・長命寺1・2→京都・福田寺→京都・六角堂→奈良・興福寺1月10日奈良・融念寺→奈良・海龍王寺→京田辺・寿宝寺→京田辺・観音寺→京都・六角堂<前回>2011年01月09日 長命寺山門長命寺を訪れた大きな理由は、奈良博物館に寄託されているこの美しい地蔵菩薩立像の本来安置されていたお寺をこの目でたしかめたかった。ということです。滋賀 長命寺 地蔵菩薩立像(奈良博寄託)1254年 栄快作栄快はマムの好きな快慶の弟子です。なるほどなるほど、この美しさは快慶の持ち味そのものです本来のお立ちになるべき場所は、この長命寺さんなのです。この風光明媚にして、冬の寒さの厳しい人を寄せ付けないような山においでだったんだと、空気を身にまとうマム。マムは本堂に参拝すると、地蔵堂はどこじゃ?と、こまねずみのように石段をかけ、坂をのぼります。太郎坊大権現社ここぞと思えば太郎坊大権現社。護摩堂それではと思えば護摩堂。いたるところに石塔やご神体の巨岩。修多羅岩こちらは三仏堂で奥は権現の拝殿だし~~。おっ!井戸でしたっ。と、見つからず本堂で納所(なっしょ)さんに聞いてみると、この本堂内陣にご本尊の観音様とご一緒だったとのことでした。なるほどなるほど。お賓頭盧さまさて、もう一度、長命寺を目にやきつけてこのお山をおりましょう。ヒエ~!下りの石段の怖ろしいこと。ここで、滑り落ちたら、尾?骨折るのは確実。それはそれは、緊張しました。体力も消耗しました。でもね、下りきっても、「ベツニ~」っだったのですが・・・。ここでおきたわけね。便所事件が。バス停前の和式お手洗いにはいって・・・。立ちあがろうとしたら、筋肉が完全にバカになっていて、立ち上がれずにそのまま尻もちをつきそうになったの。手は空をつかみ、目は泳ぎ不様でした。涙背中に背負ってた分厚いリュックが壁にぶつかってマムの体はそこでとまる・・・間一髪でした。笑これが、合図か!急にふくらはぎとももが痛いこと痛いこと。パンパンに張って、まっすぐ歩くこともかなわない見仏記になってしまいました。すごい寒い日らしいのだけれど、歩きまわるマムはポッポと体が火照り近江八幡行きのバス待ちで、竹生島行きの船着き場を眺めながらアイスクリームを頬張るのであった。傍らには、観光バスの西武ライオンバスが竹生島に渡ったお客さんを待っているのであろう。「回送」のマークをつけて駐車している。近江八幡行きのバスはもうすぐ!午後1時28分にくるはずじゃあ。と、道を眺めていると、隣のライオンマークをつけた西武観光バスがぐるっと方向転換して停留所に来たのであった。西武ライオンバスの衣を着た近江鉄道バスでした。さあてと順調です。これから京都に向かいます。つづく