我が街のこれからの4年間は貴方に託しました
昨日、我が街愛媛県西条市にて任期満了に伴う西条市長選挙の投開票が行われ、現職の伊藤宏太郎氏(65歳/無所属)が当選しました。開票結果は以下の通りです。*最終投票率 49.24%・伊藤宏太郎(無所属・現) 27,058票 当選・一色達夫(無所属・新) 14,136票・久米雄蔵(無所属・新) 2,419票・稲井大祐(無所属・新) 1,627票 今回は2004年に旧西条市・東予市・周桑郡小松町・同丹原町の2市2町が合併してから2回目の市長選ですが、前回は合併後初の市長選にも関わらず現職の伊藤氏が無投票当選という市の規模にしては驚かされる結末でした。旧西条市長時代にも2期連続で無投票当選だったことから、今回は伊藤氏に対する多選批判もあって新人3人が立候補する合併後初の選挙戦となりました。 西条市は地元労組の影響力が大きく革新的な気風が強いように思える一方で、市長選はどういうわけか無投票当選で収まってしまう傾向が強いようで、我が職場の労組も早々と現職の伊藤氏支持を表明しておりました。そんなわけで、また無投票当選にはならなかったという点では我が街の民主主義はまだ機能してるなという感があります。 結果は伊藤氏が2位に13,000票近い差を付けて圧勝と概ね予想通りでした。とはいえ、投票率は5割未満、立候補した新人も旧西条市出身者ばかりで旧東予・小松・丹原地区からの立候補者は不在、選挙の争点も松山分水問題や市立周桑病院の赤字問題など懸案はあるものの旧西条市以外の地区にとっては身近なものとはいえず、総じて今一つ盛り上がらなかったのが正直な印象です。 合併から4年目を迎えた西条市ですが、旧2市2町が真に一体の新市としてまとまるために、市長には更なるリーダーシップが求められているといえるでしょう。