足柄下郡箱根町の杉並木のところの碑
箱根を訪れた外国人をご存知でしょうか?いつもコメント・トラバ・相互リンク・ランキング応援有難うございます。健康は金!恕は銀!@ほーぶんたろうです。箱根を訪れた外国人は、結構、たくさん、おられると思います。江戸時代、鎖国の最中に、箱根を訪れて、箱根を世界に紹介した外国人がおられます。わたしは、そういう人がいらっしゃるとは、全然、思いませんでした。鎖国ですから、外国人が箱根へ来るなど、思いも寄りませんでした。ところが、箱根杉並木のところにケンペルさんとバーニーさんの碑があります。調べたところ、1690年元禄3年です、来られたのが。驚きましたね。せいぜい黒船からだと思っていましたから。そして、箱根のことなら何でも分かる百科事典を作ろうと、神奈川新聞社が約10年前に企画した箱根叢書に記載していることを見つけました。ケンペルさんは、ご存知ですか?いや、勉強熱心な人です。ケンペルはドイツのレムゴで生まれました。ドイツのレムゴという町は、ハーメルンの隣町です。ハーメルンはご存知ですか?「ハーメルンの笛吹き男」の童話で世界的に有名な町です。ケンペルのお父さんは牧師さんでした。ケンペルはレムゴのラテン語学校で勉強しました。これだけでも、すごい、ラテン語のむつかしさは有名ですから。ケンペルは、ラテン語学校の後、ハーメルンのギムナジウム(日本の中学校と高校をあわせた感じ)休暇中にオランダに旅行し、これがやがての大旅行への情熱をかきたてることになりました。リューネブルグのギムナジウムでは、ケッテンバイル学長から歴史と哲学を学びました。それだけではありません。リューベックのギムナジウム 1670年ダンチヒのギムナジウム 1672年 21歳 哲学、古典語、近代語、外国語を学びました。さらに、クラカウ 1674年 医学、哲学、スウェーデン語、ロシア語、ポーランド語などを習得し、多くの国の歴史を調べて修士の資格を取得しました。その後も、ダンチヒやケーニヒスベルグで 医学、薬学、博物学を研修しました。さらにさらに、スウェーデンのウプサラ大学に学んで、朋友関係を広げました。どうでしょうか?今ですと、博士号を取得するくらいのペースで学びを続けていますね。それも日本まで来るという大旅行への情熱が元だと思います。詳しい話は、こちらをご参照ください。↓↓↓↓↓エンゲルベルト・ケンペル - Wikipediaと思ってみたら、あまり、詳しく書いていませんね。箱根で記念碑になり、毎年、ケンペル祭があるような方ですから、たいへん、貢献された方です。ここでは、全部を書ききれませんので、こちらをご覧下さい。↓↓↓↓↓かなしんブックス(34)〈箱根叢書18〉バーニーさんも有名な方ですから、また、別にご紹介します。どうぞ、箱根に行かれるようでしたら、杉並木のところで、記念碑をご覧下さい。■おわりのごあいさついかがですか、お役に立ちましたでしょうか?役に立ったと思われる方は、 ブログランキング応援よろしくお願いします。ここまで読んでいただき、本当に、ありがとうございました。では、またのご訪問をお待ちしております。