772880 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
July 7, 2007
XML
カテゴリ:書籍の紹介
■今日の名言。

負けるぐらいなら戦わない方がいい。

by島田紳助

■島田紳助が大変な戦略家であることは様々なところで語られていますし、本人も漏らしています。著書もあります。

このDVDに収録されている講義(NGKの特別講義)は、紳助が自分の戦略の全貌を語ろうとする意図があるようです。(もうおれも長いことないからバラしてもええやろと言っていました)

■その意図の通り、相当踏み込んだところまで語っています。紳助はデビュー前に漫才というジャンルを研究し「これで売れる」という方向性を見出したそうです。その考え方は、マーケティング戦略やランチェスター戦略に通じるものがあります。世の中の流れと自分のできることをクロスさせる。皆に受けようとしてはいけない。強いやつと戦ってはいけない。。。

同期に明石屋さんまとオール巨人という大きな才能があったので「まともに戦ったらあかん」と考えた紳助は彼らとは差別化する道を探ったそうです。また後輩のダウンタウンの登場で引退を決意したくだりも有名です。「こいつらと比べられたら、おれは終わる」「負けるぐらいなら戦わへん。それやったら引き分けで済む」

結局成功者とは計算高く臆病なものなのでしょう。特に紳助には神経の細かさを感じます。

■お笑いの教科書の作り方とか、M-1の戦い方とか、お笑いを目指す人にとっては垂涎ものの講義でしょう。もちろん、お笑いでない者にも充分に参考になります。

人間の力は、才能×努力で測ることができる。才能はもって生まれたものだから仕方がない。だから、おれが教えられるのは努力の方法だ。

そう言う紳助の言葉は説得力があってカッコいいですな。こういう説得力のあるストーリーづくりの才能も紳助の大きな持ち味です。

本人は自分を凡人だと規定しているようですが、実際には巨大な才能の持ち主です。オール巨人など「天才が努力するんやから誰もかなわん」と評しています。だから凡人である私などには不親切な説明も多いように感じました。残念ながら。

■計算づくで生きているように思わせながら、実際には熱いところが紳助の魅力でもあります。

「成功したら夢が減っていく」「夢の数だけは君らに勝てない」そう言いながら涙を流していました。これも紳助の姿なんですな。

竜介の死に際し「あいつもおれと出会ってなかったら違う人生があったんやろうな」と呟く姿にはグッときました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 9, 2007 08:32:38 AM
コメント(0) | コメントを書く


PR

Calendar

Category

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Card

Headline News


© Rakuten Group, Inc.
X