カテゴリ:書籍の紹介
■今日の名言。
手元の仕事から顔をあげ、目標に目を向けなければならない。 byP・F・ドラッカー(「プロフェッショナルの条件」より) ■前にも紹介した本です。繰り返し読むに値する本にはそう出会えることではありません。この本は明らかに、その数少ない本の1つです。 この本を身につけるためには、一度、内容をまとめて書き写す必要がありそうですな。その価値がある本だと感じます。 ■成果を上げるには?というテーマの章にこの文章があります。「成果をあげるためには、貢献に焦点を合わせなければならない」とシンプルに言っています。 これが当たり前のようでいて出来ていないことが多いものです。 昨日のメルマガにも書きましたが、戦略的思考の要素の1つが「目標を明確にすること」です。ところが実際には「売上を上げたい」「儲けたい」「従業員に好かれたい」「名声を高めたい」「チヤホヤされたい」おたく一体何を目指しているの?という事業家が多いものです。私を含めてですが。 ■ドラッカーは若い頃、大手保険会社で証券アナリストをしてましたが、投資銀行に転職します。新しい職場でも証券アナリストとしてのスキルを存分に発揮していると思っていたのですが、上司からは「君は呆れるほどダメだ」と宣告されたそうです。なぜなら「証券アナリストの仕事をしたければ転職する必要はなかったはずだ。現在の仕事で成果を上げたいのなら何をするべきか考えたらどうだ」 それ以来、ドラッカーは新しい仕事に挑戦するたびに「今の仕事で成果を上げるためにはどうすればいいか」を考えるようになったということです。すべて「昔の上司のおかげだ」そうです。 ■ドラッカーでさえそうですから、私なども、日々ズレたことをやっているはずです。 目標を明確にする。成果をあげるためには何をすべきか。 もう一度、真摯に考えていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 20, 2007 09:31:01 AM
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