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■えらいことになりましたねーー@_@
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木会長が突然の引退です。 セブンイレブンを一から育て上げた伝説の人物に何があったというのでしょうか。 セブン会長、引退会見で見せたお家騒動の恥部 鈴木敏文氏、大株主伊藤家の“豹変”で退任へ ■記事を読んでもわからない部分が多いですが、どうも、内紛があったらしい。 鈴木氏といえば、日本のコンビニエンスストアという市場や概念そのものを作り上げてきた人です。 いまや日本のコンビニでセブンイレブンに敵うものはありません。勝負にもならないので、競合は海外展開か思い切った差別化に活路を見出そうとしています。 なぜセブンはそんなに強いのか? 単純な店舗数、売上高も大きいですが、それ以上に1店舗あたりの販売額が大きい。つまり「質」が高い。 商品企画、商品の鮮度管理、品ぞろえ、配送効率を含め店舗運営そのものが、他の追随を許していません。 この状態では、ローソンやファミマがいくら頑張ったところで、勝ち目を見出しにくい。 その体制を作りだしたのが、鈴木氏だといわれています。 しかも現役バリバリ。いまでも陣頭指揮にあたっているらしい。 ビジョンも新たなアイデアも、すべて鈴木氏が引っ張っているそうな。 ■記事によると、鈴木氏は7年間セブンイレブンジャパンの社長を務めた井坂氏を退任させようとしていたらしい。 業績絶好調の社長を辞めさせるというのは不自然な気もしますが、カリスマ鈴木会長がいうのだから仕方がない。。。とは、今回はいかなかったようです。 創業家や一部の幹部の反対によって、人事案が否決されました。 さらに不自然なのは、その一事によって、鈴木氏がすべての役職を辞めてしまうと発表したことです。 まるでクーデターに合った前指導者のようじゃないですか。 ■さすが鈴木会長、潔い! といいたいところですが、引退会見をみていると、全然そうじゃない。出てくるのは、セブンイレブンの井坂社長への恨み節ばかり。 カリスマの引退会見にしては、ちょっと情けない状況です。 ■本当に、何があったのかは、続報を待ちたいと思います。 が、思い当たることがなきにしもあらず。あくまで私の主観ですが、最近の鈴木氏の言動には、違和感を感じることがありました。 1.オムニチャンネルへの傾倒→壮大すぎてよくわかりません。鈴木氏の頭の中にはビジョンが出来上がっていたのでしょうか。これでアマゾンに勝てると思っている人がどれだけいるのか? 2.後継者問題→まるでジブリの宮崎駿問題です。鈴木氏が君臨している限り、後継者が育たない。しかも、世襲しようとしていたという噂もあります。 3.人格→言動に傲慢さが見え隠れします。創業家をないがしろにしたり、仕入先に高圧的だったり。今回の井坂社長への攻撃も度を越しているような。 要するに、戦略面のずれ、後継者問題、傲慢さなどが相まって、今回の事態に相成ったという推測です。 退任会見を経て、株価も上昇したということですから、世間の評価は推して知るべし。 ■ただ、まあ、鈴木社長は全然枯れていないことがわかりましたので、これで終わらずに、第二ラウンドを期待しております。 ファミリーマートの社長になるとか。 あるいは、新たなコンビニを自ら立ち上げるとか。 どこかの大学教授になるようなお茶の濁し方をせずに、それぐらいやってほしいですね。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】「廃業寸前」が世界トップ企業になった奇跡の物語 [ 駒井俊雄 ] ■株式会社クリエート・バリュー ★2016年5月14日(土)大阪 ランチェスター戦略ファーストステップセミナー ★2016年4月20日(水)大阪「戦略勉強会」 ★営業を会社の強みにする「営業コンサルティング」 ★オンラインでランチェスター戦略を学ぶ。「ランチェスター戦略入門セミナー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 9, 2016 01:55:13 PM
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