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ただでさえ筆が進まないところへ、衣替えなんぞに手をつけてしまい、衣装ケースの谷間に埋もれて日記書いてます(汗)
先日、オルセー美術館展を見に行って、あまりいい印象でなかったような日記を書いてしまいましたが・・・あのあと知人からタダ券が手に入りまして(う~入場料損した)、気になってもう一度ゆっくり見てまいりました。 ・・・19世紀以降の近代美術がどうもしっくり心に響かないわけは、人間が対象をありのままに見る眼を失ってしまったからかな、と思います。見たままの世界に驚く、ということがなくなってしまい、なんでもかんでも、すべて理屈で理解しないと気がすまなくなっている。芸術の言語化というべきかな。 国木田独歩だったかの作品で、ある登場人物が自分の最大の望みは「この世界に驚きたい」ことだ、と語る場面がありましたが・・・今の現代人は驚きたいためにひたすらより大きな刺激を求めようとするようです。「驚く」ためにはただ、もうちょっと世界に対する真摯で敬虔なまなざしがあれば足りる、と私なんかは思うんですが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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