158264 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

An die Musik annex

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.12.19
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
去年のいつ頃だったか、私の選ぶ作曲家ベスト10をあげて、うち6人は固定で4人は日替わり、といったことがありました・・・その固定の6人とは、バッハ、ヘンデル、モーツァルト、ベートーヴェン、それからフランクとシベリウス。そして後の2人が私のいわば個性の示すところで、初めの4人については、クラシックファンなら誰しもあげる当然の顔ぶれ、と書いた記憶があるんですが・・・

ところがいろいろ考えてるうちに、そうでもないらしい事がわかってきましてね・・・バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンは確かに誰でも名前を挙げるでしょうが、ここに並べてヘンデルを挙げる人というのは、案外少ないのでは?、と気づいたんです。

もう20年以上前ですから、若い方は記憶にないかもしれませんが、1985年。世界のクラシック界はこの年をバッハ=ヘンデル記念年として祝いました。1685年、年を同じくしてこの2人の巨匠は程近い中部ドイツの都市に生まれ、それから300年目にあたったわけで、ちょうど今年のモーツァルト没後250年フィーバーに似た状況でした。そのときの記憶では、確かにこの年を記念して2人に関するさまざまなイベントや、記念録音が行われ、埋もれた作品の発掘などの成果で大いににぎわったのですが・・・ただその9割以上を占めたのはバッハの方で、ヘンデルに関するものは質量共にかなり寂しかったですね。子供のころからこの2人の作品に親しみ、自分の中ではほとんど対等の存在であった両者を比べて、世間のこの評価の違いはなぜなんだろう、と不思議でならなかったものです。

その理由については、長い間いろいろ考え続けてきましたが・・・あえてここでその結論をいうとすれば、「人間は、わかりやすいもの、親しみやすいものに対しては、無意識のうちにその評価を下げる傾向がある」という、人間の弱みというべきか、あまり認めたくない真理(汗)のせいということになりますね・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.12.19 21:27:36
コメント(0) | コメントを書く


PR

Profile

credo7jp

credo7jp

Calendar

Comments

 王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…
 ドライブ好き@ 風呂入るのメンドクサイ! <small> <a href="http://feti.findeath…
 チリチリ@ 次は庭で全裸予定w <small> <a href="http://kuri.backblac…
 まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
 credo7jp@ >佐橋みちるさん お知り合いになったばかりで大変心苦しい…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.