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・・・さまざま重い考えをめぐらしながら、気晴らしに美術館によって帰ろうと、例の私の名前のついた?一角の前まできた時です。見覚えのある外国人3人組が路上で地図を覗き込んでいるのに出くわしました。船中で私に話しかけてきて、その後ドームの前でUターンしていった連中です。向こうも私に気づいたようで、お互いに会釈を交わしました。
私が近づいてくるのを見て、相手方はちょっと警戒したようです。資料館にも寄らずすぐUターンしてしまったので、何かややこしい議論でもふっかけられるのでは?と思ったかも(汗) 「ここのホテルに泊まるのかね?」 「いや、京都に泊まっている。今朝の新幹線でやってきて、夜には帰る。」 そうか。まあ安くない交通費を投じて、京都からここまで足を運んでくれただけでも、よしとせねばなるまい・・・私は乏しい英会話能力をふるい起こして、半分は自分に言い聞かせるように語りました。 「戦争はたやすい。指導者のたったひとこと、たった2発の爆弾で、30万以上の市民を殺せる。しかし平和は難しい。世界のあらゆる人々が、No more war! と叫び、その気持ちを持ち続けるよう努力しなければ守れない。・・・国に帰ったら、家族や友人にそう伝えてくれ」 3人組は、うなずきながらそれを聴いていました。まあ、これでよかろう・・・ 「・・・あなたは、この街の人なのか?」 「いや、私は・・・ちょっとここらの建物に関係がある者だ(-o-;;」 ・・・財界の有力者がお忍びで歩いているとでも思ったかもしれない(笑) 「・・・時間があるなら、オコノミヤキを食っていけ。ご当地のソウルフードだ・・・では、さらばじゃ。」 ・・・で、出掛けに娘に約束した晩ご飯は、宮島のアナゴ竹輪と、テイクアウトのオコノミヤキでありました(^^;) (PS.)ちょうどその日。私たちがいた平和公園のすぐ隣の国際会議場で、G8下院議長会議が開催され、会議に先立つセレモニーで、米国下院議長が各国代表に交じって慰霊碑に献花を行ったことが報道されました。米国政府関係者の公式献花としては、過去最高位になるそうですが・・・戦後63年、あまりにも遅いとはいうものの、この根深い問題の解決にあらたな一歩となることを祈りたいと思います・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.08 20:08:55
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