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カテゴリ:TV/DVD
テレビショッピングを見ていると、デジタルカメラの優れた点として、「いつまでも画質が劣化しない」ことをあげている。これを見て、「ふーん、10年後も画質がきれいなんだ」と思う人も多いだろう。しかし、これはある意味「大嘘」だ。
確かに「デジタルビデオ」はコピーを繰り返しても画質の劣化はない。しかし、「デジタルビデオ」を記録するメディア(磁気テープやDVD-R/RW/RAMなどのディスク)自体は、経年変化や保存環境によりしだいに劣化し、記録されている「デジタルビデオ」信号は読み取れなくなる。したがって、「いつまでも画質が劣化しない」を実現するためには、経年変化が進まないうちに次々と新しい記録メディアにダビングし続ける必要がある。つまり、「デジタルデータ」としてのバックアップが必要ということだ。 記録メディアが劣化した場合、「アナログビデオ」であればノイズが増えるものの何が記録されているかの判別は可能だと思うが、「デジタルビデオ」はモザイクだらけで何が記録されてるか判別できないだろうし、最悪の場合には全く再生できないこともある。したがって、撮り貯めたビデオをそのまま保存するのであれば、「デジタルビデオ」よりも「アナログビデオ」のほうが保存性がよいとも言える。 あなたの「デジタルビデオ」は大丈夫? 関連リンク 記録メディアの寿命はどれくらい? CDやDVDの寿命はどれくらいですか CDやDVDにも寿命がある?! CDやDVDの寿命は意外に短い? バックアップの基礎知識 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 20, 2005 12:45:25 PM
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