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MACの新CMを見て吹き出した人も多いはず。
「オフィスの仲間」編である。 どうやら。。MACでマイクロソフトオフィスが使えると言いたげな様子だ。 しかし、オフィスソフトたちは「さあ仕事、仕事!」のかけ声に顔を見合わせるだけで動こうとはしない。 はからずも 『MACではオフィスはまともに動きませんよ!』 と宣言してしまったのである。 昔からMACで作ったオフィスのファイルをWINに持っていこうとすると、文字化けや図・グラフの位置ズレが起こりやすいのは良く知られた事実。 最新の「Office 2004 for Mac」でも、互換性は向上したものの、それでも担保しきれないために「互換性チェック」機能などをわざわざ付けなければならなかった程だ。 しかし、次期「Office 2008」でも、MAC⇔WINの互換性に問題が生じることは避けられそうにない。 Mac版登場でOffice互換性に問題の恐れ 2007年後半にリリース予定のOffice 2008のMac OS X版。現在判明している情報によれば、VBAやマクロ利用時に互換性問題の恐れがある。 (ITmedia エンタープライズ) かく言う私も文字化けには悩まされた。 だからMACでワードの文書を作ってもベタ打ちだけで、フォントはデフォルトのMS明朝のみ、装飾は一切しない。 装飾はWINに移してからやることにしている。 仕事のスタンダードPCが事実上WINしかない現状では「マックのオフィス」は効率化のためにはなるべく避けたいのが私の正直な気持ちだ。 それを表現してしまっているこの自虐CM。 もう失笑するしかない。 先のウイルス編で『MACはソフトウェア会社どころかウイルス作成者にすら見向きもされないマイノリティですよ!』と大々的に宣言した。 この手の自虐CMは欧米ならともかく、日本人には笑われるだけだとなぜ気付かないのか? このCMの話題を振ると、MAC一筋10年の友人は 「オレはMACしか使わないが、あの手のCMは大嫌いだ!」 と吐き捨てるように言った。 マックユーザーとしてまったく同感である。 一般ユーザーならなおさらだろう。 一連のCMに対して、一般市民がどのように反応しているのかちゃんと調査すべきだ。 これ以上、シェアを減らさないために、MACの良さをアピールするCMを作ってくれ! 2005年→2006年 国内PC出荷台数(IDC Japan調べ) MacはiPod人気に便乗して米国ではシェアを1%ほど伸ばしているのに 日本国内では8.9%↓と大手ベンダーでは独り負け状態!? (PC市場全体は2.3%↓) このCMの悪影響で一般ユーザーのMac離れが進まないか? 常識的なMacユーザーは本気で懸念している・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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