自然は自然にはできない
自然は自然にはできない。多くの自然が、人の手にかかっている。以前、ある人が悠創の丘はいかにも人工的で自然な感じがしないからあまり関心が無いと言ってた。確かに人が近年になって作った公園に違いない。しかし、昔の航空写真なんかを見ると昔の森や畑や農道などを結構そのまま整備しながら残しているところが沢山ある。昔からの自然を巧みに残しているのだ。でもその昔の自然と言っても、昔の人が作った自然なのだ。悠創の丘と対比して、近隣の里山が自然が残っていていいと言う。しかしその里山の風景も、結局は昔からの自然、人が作り上げてきたものだ。そもそも自然にできる自然は人が住んでいるところにはそうそうあるものではない。人工的に見える悠創の丘の自然も里山の自然も、人が作ってきた自然で、然程の違いは無い。一見人工的な自然でもそれまでの積み重ねを調べていくとなかなか歴史があって奥深い。人に優しい自然は、人が作ってきた自然であると認識して欲しいものだ。天気のいい日は悠創の丘を散策するのが最近の楽しみだ。明日も天気が良さそうなので、仕事を休んで行きたいなぁ・・・