スワップ
ぶらりとアジトに行くとE46セダンにM3エンジンを載せ換えていました。大容量なサージタンクの中にチラリと見える高効率なファンネル。カムカバー上部やサージタンクやファンネルも樹脂製で軽量化されています。プラスチックを多用しているのに家電や携帯のような雰囲気にならないのが現代BMWの凄いところだと思います。無事、搭載が完了したM3エンジン。E46セダンにM3エンジンをスワップするには、すぽっとエンジンとミッションを乗せ換えるだけではダメなんだそうで、スタビリティコントロールシステムのセンサーの付いたステアリングシャフトやM3の長いマフラーを収める為にトランク床下の加工もしないといけないそうです。外見は地味な4ドアでも・・・中身がM3・・。恐るべしロードカー!!普段よりシンプルなマルニばかりいじっていると現代のクルマの部品点数の多さに目が回ります。でも、現代のBMWは全般的に一体となって顔(ラジエーターサポート部)が取れる構造(合理的なユニット化が図られている)なので部品点数の割りには整備時間が短縮出来る素晴らしい設計になっています。整備性も考慮した先進の設計思想。やはりBMWは進んでいますね~。