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2009.01.15
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水壬楓子さんの、『コルセーア~月を抱く海~1.2.3』を聴きました。
全5巻からなる原作の、2巻までをCD3枚でドラマ化しています。
つまり、まだ物語は終っていません…荒波

凪のような、2年が過ぎました…
アウラの生んだアイルは無心にカナーレを慕い、カナーレも複雑な思いはあるものの愛しくてなりません。
アヤースとの関係は、何ものにも代えられない強固なものとなって、カナーレを支えていました。
そんなある日、カナーレの元に使者が訪れ、会いに来るよう請うセサームの言葉を伝えます。
ピサール宮殿内で暗殺未遂があった事は、伏せられたまま…

果たして、物語完結までCD全何巻で作られるのか気になる、‘月を抱く海’が始まりました。
カナーレの出生に関する不可解な部分がうごめき出し、アイルの存在がお家騒動の火種となり、シャルクの暗躍、ピサール宮廷内の不穏、そしてオルセン大公暗殺計画…と、カナーレを取り巻く人々が、大きな渦に巻き込まれていきます。
原作的にもCD的にも長い物語になり、この‘月を抱く海’からいきなり聴くのは、やはり厳しいかと思います。
このところの不景気が、それでなくても厳しい出版業界をますます世知辛くしていくんじゃないかと思うと、新規参戦するにはハードルが高くなってるこのシリーズの先行きが、心配にもなってきます。
ましてやドラマCDとなると、ますます…サイバーさんには頑張って戴きたいものです!

物語が長くなり、人間関係が複雑になるにつれ、登場人物も増える一方で、とうとう‘月を抱く海2’は、総勢30名のキャストとなりました。
既に長い付き合いとなったメイン・キャラクターとは、耳もすっかり馴染みになっています。
カナーレの鈴木千尋さんは、相変わらず抑えに抑えた表現でありながら色香の漂う音色で、以前より少し落ち着いた風情が加味され、2年という時間とアヤースとの関係の深まりを感じさせます。
森川智之さんのアヤースは、相変わらず俺様ながら、見つめる先はカナーレのみという熱っぽさがあり、ますます執着を深めていると感じさせます。

アウラを始めとするプレヴェーサの面々の、活き活きとした魅力は楽しく、コメディ班的活躍ばかりでなく、海賊らしい荒っぽい団結力も堪能できます。
遊佐浩二さんのジルは、コメディ班ではなくシリアス班での活躍で、有能で強かな内面を発揮しています。
久し振りの登場となったナフェルは、現在の落ち着いた状況の、その代償となる哀しく厳しく虚しいものを伝え、改めてシャルクという存在の印象を深めています。
ナフェルが再び登場するとは、原作を読んだ時にも驚いたのですが、そのナフェルが中村悠一だった事も改めて驚き…2006年初頭は、まだそういうポジションだったとはいえ…で、キャラクター的にも音色的にも、嬉しい再会となりました。

そして何といっても嬉しいのは、セサーム様とヤーニの会話が聴けた事。
三木眞一郎さんのセサーム様の、穏やかながらその内面の緻密で果断な様、子安武人さんのヤーニの、凛々しく熱く精悍な様が、実に魅力的でした。
セサーム様は、たとえ短いシーンでも各巻にご登場だし、2・3巻は不在のヤーニも、むしろこれからの展開が重要だし、とても愉しみです。
そして、1~3巻の購入企画として、『盈月』がドラマ化される事も、嬉しくてなりません!

短い登場ながら、日野聡さんのオルセン大公は穏やかで大人な魅力で、今後のご登場が…少々辛い部分はあるものの…愉しみです。
もちろん、代永翼さんのティエリとの再会も、次の愉しみです。
また、やはり4巻以降の愉しみになるのは、ガレリア騎士団のマーヤ様の本田貴子さんと、ギルベルトの千葉一伸さん、そして、教皇の長島雄一さん…と、嬉しい役者揃いです。

新しく登場するキャラクターですが、贅沢にキャスティングされています。
カナーレ誘拐の実行犯の一人である、シャルクの暗殺者:スライアンに安元洋貴さん。この後の展開でも登場シーンは多く、そして‘月を抱く海’全編で最も印象深い人物となる男を、真っ直ぐに演じ切って戴きたいと思います。
スライアンたちシャルクと同行していながら、不可解な人物であるアレックスに松本保典さんとは、嬉しいご馳走でした。
少々胡散臭く、どこかアッケラカンと軽い、でも実は…というキャラクターに松本さんをキャスティングしてくれるとは、サイバーさんの嬉しいところです。
また、個人的な感慨ですが…ドービニエ家の現当主でカナーレの祖母である老婦人に、演劇集団キャラメル・ボックスの今は団友となってらっしゃる津田匠子さん(一般的には、『鋼の錬金術師』のイズミ師匠)が出演されていて、様々な舞台での姿を懐かしく思い出しました。
ナフェルの弟であるサティフに、鈴木達央さん。短い登場シーンながら、シャルクの厳しさと、裏切り者の兄に対する情を、感じさせて下さいました。
3巻で極僅かながら登場した、秋元羊介さんの大司教は、この後重要な人物となります。
そして、ピサールの王子アルマダンに前野智昭さんと、実に抜かりないキャスティングです。

おそらく、今年一年かけて、物語の終幕までCD化されるのではないかと、期待しています。
登場人物が多彩となり、物語の舞台も複数化され、様々なキャラクターがそれぞれの場所で活躍する為、どうしてもドラマCDとしては散漫な印象になってしまうのが、致し方ないところではあります。
また、カナーレとアヤースが離れ離れになってしまう為、BL的要素が希薄になるのも、また止むを得ないところです…このシリーズ自体のファンである私には、全く問題はないとはいえ。
とにかく、サイバーさん頑張って!

カナーレが指令されてしまった暗殺、ヤーニに仕掛けられた陰謀、アイル奪還に集結するプレヴェーサの面々、そして終焉でのそれぞれの生き様…
と、骨太に展開していく物語を、全て聴く事が出来るよう願っています…荒波荒波

 『コルセーア~月を抱く海~1.2.3』 2008年8月、10月、12月 サイバーフェイズ





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Last updated  2009.01.15 17:24:12
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