働くひと。
キャプテン・アメリカの憧れの君、ペギー・カーターを主人公にしたTVシリーズのBD-BOX(8話)。面白くて、一気に観てしまった~大戦が終わり、秘密組織(S.S.R)の一員として勤務するものの、女の仕事は、電話番にお茶汲みに昼食の手配…な、扱い。でも、ハワード・スターク(アイアンマン:トニー・スタークの父)の汚名を雪ぐ為、密かに捜査を開始。協力者として、ハワードの執事であるジャーヴィスが派遣されて…1946年のニューヨークが舞台。だから、ファンションや音楽、生活道具から車や街並みなど、その時代のムードたっぷり~そういう時代とはいえ、周囲の男どもの「働く女」に対する扱いには、ムカッとくるけど、何しろペギー自身が、辣腕を振るって結果を積み重ねていくから、鬱憤も晴れる。周囲の男どもの中に、同情するヤツだとか、「好きな子イジメ」なヤツだとか、いわゆる女の子扱いしたい若造もいたりで、男なんていつの時代も、ねぇ…で、何と言っても、ジャーヴィスですよ!!!ちょいと困り顔な執事さんは、半ばペギーに振り回されつつ、終始丁寧語で背後にスタンバイ。何しろ、ハワードなんてロクデナシ(笑)に仕えてるくらいだから、お仕事ぶりは有能で臨機応変。このジャーヴィスが、トニー・スタークの人工知能J.A.R.V.I.S.の、つまり、オリジナル…懐かしいスパイものな風情もある、バリバリ働くひとの物語。『Agents of S.H.I.E.L.D.,』のお仕事集団的なトコがすきだったから、シーズン2が、ビックリ人間大集合チックだった分(でも、やっぱり面白かったけどね…)、ガッツリ働くひとたちのドラマ、愉しかった!!!続きが待ち遠しいなぁ~