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カテゴリ:音楽とか、映画とか、TVとか
おことわり
ネタバレに躊躇しません。 これからご覧になる方、ネタバレ禁止の方、スルーお願い致します。 観てからこっち、ずっと引き摺ってて、ぐるぐる考えて、 「ウィンター・ソルジャー」復習して、「エイジ・オブ・ウルトロン」復習して、 自分なりの視点決めて、世間の評も読んで… 2度目をしてきた。 やっぱり、キャップ贔屓で観てしまう。 だから、トニーが切ない。 キャップは揺るがないけれど、トニーは揺さぶられ続けた。 その挙句の、キャップとの対峙で、トニーは深い傷を負ったろう、 他でもない、心に。 これは、「キャプテン・アメリカ」3部作の最後で、 キャップが、主人公である事から身を引く物語。 最後にトニーに言われ、キャップがあの盾を置く事が、胸に迫る。 おそらく、あれもまた、心に重く受け止めるのは、トニー。 ある意味、「キャプテン・アメリカ」という名を、キャップは返上した。 でも、「キャプテン・アメリカ」である事から、キャップ自身は逃げない。 それもまた、トニーは十分解っている。 誰よりも理解して、誰よりも拘りがあって、誰よりも妬ましくて、 だからトニーが、索漠として独り在るかと思うと、胸が痛い… 今回、ペッパーの不在が誤算だった。 覚悟の無い女だな…と、思う。 とはいえ、ペッパーは、キャップのペギーとは違うものな… 今回は、世代交代もテーマかと思った。 若いスパイダーマンを、これからいっぱしのヒーローに育てる事が、 トニーにとって、新たな希望になるだろうし。 キャップの毅然たる意志と高潔な魂は、ブラックパンサーが気高く継ぐのだろう。 「ウィンター・ソルジャー」のラストからも、バッキー奪還はキャップにとって重要で、 その事でもキャップは区切りがついた。 来年の末あたりに公開らしい『Thor:Ragnarok』では、マイティ・ソーの物語が 一区切りつくのかもしれない。 今後の展開も、とにかく愉しみなマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。 未見だった『Ant-Man』、早速BDを取り寄せて観た。 もう面白くて、面白くて、マーベルはこういうコメディーもイケるから強い。 「シビル・ウォー」でも、深刻なばかりでなく、笑わせてくれるもの。 冒頭シーン、初老となったハワード・スターク(トニー父)と、ろうたけたペギーが出ている。 で、若かりし頃の、些かろくでなしだった(殊に女関係…)ハワードが、どうすると、 こう厳格そうなタイプに老成出来たのか、回答求む! そしてラストに、「シビル・ウォー」でのキャップとサムとバッキーの、 あのシーンが登場して大喜び! 吹替え版、主人公のスコットは木内秀信さんで、「GANGSTA.」にご出演だったっけ。 大川さんが悪役で、めっちゃ良い声ったらない! 主人公のドロボー仲間の3人が、妙に憎めなくて、そこそこ使えたりもするんだけど、 その3バカ(笑)の一人を、イトケンさんが演ってらっしゃる。 さて、連休の残りで、「アイアンマン」3作、改めて観ようか… キャップは、アベンジャーズの一員というポジションで在る事が出来る。 でも、トニーは、アベンジャーズの中心に在り続けなければならない。 トニーは、どう生きていくのか、そういう意味でも観続けなければ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.04 15:43:11
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