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カテゴリ:音楽とか、映画とか、TVとか
「実写」と言っている事が、正直「?」なのだけど、 予告編を見て、この「映像」は見たいと思ったし、 何より良い環境でのあの音楽に浸りたかったし、 IMAXで観て来た。 アニメ版を基盤にして、新たな映像美を創り出している。 事前にアニメ版を復習して行ったから、 同じシーンの新たな技術による再現に目を見張ったし、 今回加えられたシーンも愉しい。 毛並みや羽の繊細さ、ダイナミックな筋肉の動き、 それぞれの動物を違和感なく見せ、その上、 映画らしいキャラクター化も出来ている。 背景の自然描写もそれは見事で、美しい。 リアル感溢れる動物たちが、流暢に英語を喋り歌う事には、 自分は抵抗はなく、映像美と音楽の威力に存分に浸った。 アニメ版より、ミュージカル版を大切に観続けている身としては、 あの歌も無ければこの歌も無いのは判ってはいたものの、 やっぱり残念。 今回の映画の為に作られた新曲もあって、新曲を加えるなら、 ミュージカル版からの採用があっても良かったのに…と、 どうしても思ってしまう(何しろ、名曲揃いだもの!)。 だから、エンドロールで「お前のなかに生きている」が聴けたのは、 本当に嬉しかった。 音楽に意味があり、歌い手の威力という事からも、字幕版一択。 そもそも、この手の吹替は広告宣伝なのだし。 加えて、ミュージカル版と親しんでいると、歌詞の日本語訳の違いが、 結構ひっかかるのもアニメ版で経験しているし。 自然界で本当に実写するには不可能な映像美が、ふんだんにある。 大きな画面で優れた音響で観る楽しさが、たっぷりあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.15 05:19:46
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